ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ポーズ

2013-01-14 00:04:29 | Weblog
今日、はじめてフェイシャルエステに行った。

日本のエステ店の上海店で、日本人の女性が担当してくれた。
私がエステなんて、と自分でも驚くが、友人から割引券をもらったからで、
一生に一度の経験としては、すごくよかったと思う。

すごく気持ちよかったのだけど、たぶん2回は行かない。
別に何の不満もなく、どちらかというと満足だったのだけど、
だからといってリピーターになるほどハマりはしなかった、という感じだ。

やっぱり私は、家でゴロゴロしながら本を読むほうがいい。
エステで癒される人、というのは、
身体が動かせる状況のときには、なにか有益なことをしなければならない、という
勤勉で働き者の人なんだろうと思う。

私は根が怠け者だから、すぐゴロゴロ、だらだらする。
だから、起きていられるときくらいは本を読みたいと思う。

夕方から、3冊くらいの本を読んだ気にさせてくれる歴史勉強会に行き、
久しぶりに仕事以外のことに集中して、頭がスッキリした。
集中すると頭がスッキリすると自覚したのはここ最近で、
もっと若い頃は、いろいろと連想が浮かんできて、人の話に集中できなかった。
もしかしたら感性が鈍くなっているのかもしれないな。

私は何かを組み立てながら考えるとき、右側の少し上のほうを見つめるクセがある。
きっと左脳が活性化されるからだろうと思うのだけど、
ロダンの「考える人」のように俯き気味になるよりは、上のほうが見たくなる。

そうすると、自然と、アゴが上がるかたちになるので、
なんとも間抜けっぽいポーズだし、
一生懸命に考えごとをしていて、目の焦点があっていないことも多いので、
他人が見ると、かなり薄気味悪いのではないかと思う。

きっとこれも、ゴロゴロしながら本を読んでいるうちについた、
ポーズのクセなんだろうなあ。
机に向かうクセがある人なら、きっと「考える人」みたいなポーズになるだろう。

歴史勉強会からの帰り道、上を見ながら歩いていたら、
「らしいな~」という広告が出ていた。