ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

モテる条件

2013-01-16 00:05:05 | Weblog
昼休みにみんなで行う仕事があったので、ついでに一緒に弁当を食べた。

中国人と日本人が半々くらいいて、ふだん家事を誰がやるか、という話になった。
上海人の男性はもちろん家事ができる。
料理、掃除、洗濯、買い物、女性よりも家庭内で働く。
日本人の男性でも、中国人と結婚している若い人は、
「週末は食事くらいは作るよ。買い物ももちろん手伝う」とのこと。
日本よりも、家庭内の分業と協業が進んでいる感じだった。

そして、話題は自然とまだ結婚していない若いスタッフの話へ。
人事担当の上海人女性は、中国人スタッフが付き合っている彼氏のことを
すごくよく知っていた。人によっては、会ったこともあるらしい。

「すごいね」と言ったら、「それも人事の仕事のうち」との返事。
日本や欧米だったら、プライベートに介入してると怒られそうだけど、
中国では、特に地方から出てきた若いスタッフのプライベートな相談に乗ったり、
そういった人間関係から発生するだろう若い人たちの将来を見据えて
人事という仕事をやっていくのが責務なのだとか。

それに、スタッフも、会社の人に付き合っている相手を紹介するのに、
なんら躊躇しない。異性関係は、基本的にすごくオープンだ。
そして、まだ付き合っている人がいないスタッフのことは、
「誰かいい人いないかしら」と、本気で心配する。
もう、井戸端会議の延長だ。

全体的な印象としては、女性に対してよりも男性に対する見方のほうが厳しかった。
上海人女性いわく、上海でモテるための最低条件はこれ。
「女性やみんなといるときに、いろいろと気がきいて、
サービス精神があって、場を盛り上げて、誰にでもフレンドリーで、
そして、一番大切なのが、金払いがよいこと」と。

つまり、中国的なリーダーシップを持った懐の広い人がモテる、ということらしい。
決して二枚目だってだけではモテるわけではないあたりが、面白いと思う。