ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

忘年会

2013-01-25 23:51:40 | Weblog
今日は、上海人の同僚と夕飯を食べに行った。
日本人にはわりと人気の焼き鳥屋さんに連れて行ったのだけど、
日本に住んだことがない上海人いわく「どれも同じ味に思える」とのこと。
油がない料理は、中国人にはウケない。

話題は、会社の話と個人的な話がメインになるわけだけど、
どうやら私は、会社の中国人にそこそこ人気があるとのこと。
理由は「てきとー」だからみたいだ。

というのも、彼らが話していた日本人評を聞いていると、
日本人には「できる」と言われる部分が、
彼らからすると、「単に細かいだけ」となる。

ということで「あの人は門番、あの人は受付」と、
日本人に貼られていくレッテルを聞いていると、
評価基準がまるで違うんだなあと改めて思う。

特に「門番」というレッテルは奥が深い。
つまりは「これはいい、これはだめ」「こうやって、ああやって」と
人をいい悪いで判断し、いい人しか「中に入れない」という意味だから、
非常に日本人の本質を突いていると思う。

日本人にとって「てきとー」であっても、
きっと中国人にとっては「てきとー」ではない、ということなんだろう。
単に、管理するのがめんどくさいだけなんだけどな。
日本人の上司からは、もっとちゃんと管理するようにと言われているんだけど、
これは、言うことを聞かないほうがよさそうだ。

まだまだKY

2013-01-25 00:13:42 | Weblog
今日、日本人と名刺交換をしようとしたら、
相手が私の名刺を見て、「あ、日本の方だったんですか」と言い、
あわてて手に持っていた中国人用の名刺を引っ込め、
名刺入れから日本人用の名刺を取り出した。

よくあることだ。

やっと木曜日が終わった、と思ったところで、
中国人の同僚が「いつご飯をごちそうしてくれるの~?」と。
実際におごってもらおうと思っているわけではなくて、
「食事しようよ」という意味なんだけど、そういう言い方をする。

まあ、実際に、お金を払う段階になったら、
「おれがおごる」「いや私が」と、
中国人はごちそうしてくれようとするわけなので、
永遠に貸し借りする仲になって、ずっと付き合おうよ、
という意味なんだろうと思う。

「今回はおごるから、次回はあなたが」という雰囲気なので、
一方的に甘えることもしなければ、おごってもらったことを忘れるのは不義理だ。
それが、相手になるべく心理的負担をかけないようにと思う日本人の
割り勘という習慣とはかなりニュアンスが違うため、
「おごって~」と言われ、すぐに「いいよ」というべきか迷う。

きっと、そこでも押し合いへし合いの言葉遊びがあって、
それを中国人同士では楽しんでいるんだと思うんだけど、
そのあたりが、いまひとつわからない。

ということで、中身はまだまだ、中国人からするとKYなんだ。