徳川家康が
「弁慶ほどの忠誠を尽くすほどの者はおらんなぁ」
と周囲にもらしたら
「いやいや、今でもおりまする。ただ義経公のような主君がいないだけ」
と家臣が答えたとか。
この話が本当かどうかは別にして、
ビジネスでこんな人間関係が築けたら、なんて素敵なことか。
組織に属していれば、役職上、上下の関係はあるが、
それは役割であって、それ以上のものはなくてもいい。
しかし、現実は、人と人との関係なので、
その人に惚れる、この人に尽くしたい、付いていきたい
といった感情が生まれるのも事実。
仕事は仕事!と割り切ってやれなくないが、
折り合い、相性が悪いと、仕事に影響を与える。
だから、関係性は無視できないと私は考える。
先の家康と家臣のやりとりは、上司部下の域(枠)を超えた
ある意味、真の友としてお互いは認め合う
そんな仲だから
あのような発言ができる。
発言、言葉に出てくる言葉は、本音なのでしょうね。
自分の人生の中で、
家族以外で、
友と呼べる人がいるだけで幸せである。