テレワークは働く人にとっても企業にとってもメリットは大きい(と気づいた)。
一方で、そのデメリットもある(と考えておいた方がいい)。
何事も、光があれば陰はあるもの。
一方的な見方は危険である。
テレワークによって、いわゆる通勤がなくなったので、その分の時間は節約できる。
大体、2~3時間程度、時間的余裕ができるわけだ。
その時間を使って、家族との時間を増やしたり、新たな知識を習得したり、あるいは副業などを行う人が出てきている。
こうした空いた時間を埋めることが明確な人はよいが、中にはやることが無い状態の人もいるだろう。
それが常態化したとき、何が起きるか?
会社、職場にいれば、何気ない会話、それは一見無駄話にも思えるようなものが、
実は、精神的にはよい働きをしていたとじわじわ気づく?
それは、体調不良の人が増えたり、退職者が増えたりといったことが顕著に現れた時に。
言うまでもないが、仕事以外のコミュニケーションも程度はある。
しかし、職場(テレワークでも)での、
「非業務的コミュニケーションの不足」は、結果として、
社員のやる気、モチベーションに影響を及ぼし、やがてメンタルのみならず体調不良を起こし、場合によっては退職へとつながりかねない。
こうした結果を招く原因は、すべてがコミュニケーション不足によるものではないが、
人は人との関係性の中に生きるとすれば、孤立することだってあるだろう。
それが、個の力をつけるきっかけになればよいが、それはそれでまた企業によっては悩ましいものになるかもしれない。
心理戦になってきた世の中?