豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

指宿へ(2)

2006年03月26日 | Weblog
夕食後、砂むし温泉を経験しました。
これは、砂の中に埋めてもらう入浴?方法です。
砂浜に浅く掘られた穴に横たわると、砂かけおじさんが熱い砂をかけてくれます。これがけっこうな重さ。下からは地熱で蒸されます。15~20分そのままにしていると額からじんわり汗が滲んできました。お尻とかかとが熱くなってギブアップ。そこだけ負荷が多くかかるようです。
ムームーみたいな専用の浴衣を着てかけてもらいます。砂まみれになったあとは、浴衣のまま専用の露天風呂にドボン。その後シャワーを浴びて、きれいなお風呂に入って終了。
しばらくの間、身体がぽかぽかしていました。

翌朝の露天風呂。
あいにくの雨ですが、せっかくですから覗いてみました。
快晴だったらどんなにか素晴らしい眺めでしょう。入り江に臨む露天風呂は、波の音と潮風が心地よい絶好のロケーションでした。
(ここで、「犬神家の一族」指バージョンが撮影されました。)

さて、二日目は桜島観光。フェリーで桜島に渡りました。山頂から右にたなびいているのが噴煙です。雨が上がり、ようやく姿が見えてきました。



桜島は、桜島大根の産地であるとともに、「びわ」の栽培でも有名なところだそうです。ちょうど、実に袋がかかっていて畑に白い花が咲いたようでした。


最近、健康に良いと注目されている黒酢。
緩やかな山の傾斜が鹿児島湾に続く福山町の特産です。「どっちの料理ショー」で見事勝ちを収めた酢豚に使われていたお酢はここの黒酢だったのです。そのときにも出演された杜氏さんによれば、同じ日に同じ原料で同じ人が同じ型の瓶に酢を仕込んでも瓶ごとにそれぞれ違う出来上がりになるそうです。出来の良いのと悪いのと。その原因は如何に?と尋ねると、よくわからない・・とのこと。天然の酵母菌のする仕事は名人の予測すら及ばないところなのでしょう。



一泊二日。しかも途中からの参加という慌しい旅でしたが、やはり見知らぬ土地を訪れるのは興味深いものがありました。
今回は雨にたたられ、開門岳の優美な姿も観ることが出来ませんでした。
ここは、もう少し前、1~2月には菜の花の絨毯が見られるところだそうです。
出来れば、今一度ゆっくり訪れて見たい場所でした。



最後に、ちょっとだけお土産があります。
鹿児島名物、軽羹(かるかん)です。
いろいろ種類がある中でも元祖とも言うべき「自然薯の軽羹」。
軽い羊羹どころか、ずっしり重い蒸し菓子です。
鹿児島名産のお茶とともにと申しあげたいところですが、皆さんのお好みの飲み物でどうぞ。


静岡のお茶畑は丸い刈り込みが美しかったですが、こちらのお茶畑はなんと角刈り。お茶も九州男児しているのかもしれません。

お見送りしてくださった方に心ばかりのオマケを少し。
☆ちゃんには、ピリ辛ゴーヤー。デコちゃんには、薩摩焼の花入れ。ボネちゃんには、黒酢。ワールドさんには、芋焼酎。(隣の酒器でゴジ健さんたちとどうぞご一緒に)。
ぴよちゃんチョコは、みんなで食べましょう。



そして、いつもお世話になっている塾長さんには、選りすぐったこの品を!


桜島の溶岩軽石です。
かかとにどうぞ!