豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

KABUKU

2006年03月28日 | Weblog
今日見てきたお芝居の題名です。

ん~~~~~~~~~~~!!
これよ、これ。

私は、日々の雑感を語るおばさんでもないし、旅日記を綴るおばさんでもないし、人生訓を垂れるおばさんでもないし、ましてや、分別のある大人ではない・・・・・のだ。

楽しかったよ~。
もう一回観たいよ~。
いいえ、残りの公演全部観たい!
もうめっちゃ好きやねん、こういうの!

エンディングのハッピーエンドまでひたすら走る走る走る。
ダンス、ダンス、ダンス。

身体が熱くなるこういう感じは、本当に久々!

といっても、なにがなんだかわからないよね。
筋だては、まだ公演中なのでそれを語るのは一応ご法度。
こんな辺鄙なところでもそれは守らなきゃね。

というわけで、ざっと周辺だけのご紹介。
江戸のお話。八代将軍吉宗の治世。戦乱の世を越えて平和な世の中を迎えた時代、それを維持しようとする勢力とその圧力を嫌って自由な活力を取り戻そうとする二つの勢力の争い。
といっても、シビアなものではなく、遊び心に溢れているの。より良い世の中を作るにはという命題の答えを吉宗に提示するという設定で物語は進みます。
和服にダンスシューズ、時にはタップシューズという扮装で、ふんだんに盛り込まれたダンスシーンに飽きることもなく2時間15分があっという間でした。

主演陣は、THE CONVOYの石原勇、徳永邦治、加えてIZAM、そして鈴木蘭々ちゃん。サムさんと徳ちゃんのコンボイを離れての活動ということで正直心配な舞台でした。本当のところ、そんなに期待していなかった舞台で、こんなに楽しませてもらったなんて申し訳ない!観客と舞台、双方の滑り出しからの緊張がふっと解けた中盤からは、加速度をつけて舞台が濃密になっていきました。
たぶん、ものすごく幸せそうな顔して観ていたと思います。

蘭々ちゃんを筆頭に三人の女優さんが秀逸!
はっちゃけきった藤林美沙さん、まるでアニメのキャラみたいだった小玉久仁子さん、そして情感漂う雰囲気も醸し出せていた蘭々ちゃん。
もうみんな、すごく良かったよ~!
ブラボー!!

サムさんのチョーかっこいいダンスも観られたし、徳ちゃんの四季仕込みの存在感も素晴らしかった。吉宗役のIZAMさんもお美しかったわ~。
ああ、楽しかった!



↑:観劇後の興奮冷めやらぬおばさんを一匹捕獲してみました。



(公演は残りあと4回。31日が君津市、4月1日が静岡市、2日が名古屋市、そして最後が大阪市。お近くの方、どうぞお時間がありましたらお出かけくださいませ。損はさせません!)
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