豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

東京ばな奈

2006年05月11日 | Weblog
昨年秋の次女の竜子の修学旅行は、東京方面でした。

大学見学やディズニーランドを楽しんでの帰り、目当てのお土産の数々も手に入れて、無事帰ってきました。
「とうきょうばなな」も買ってくるぞと張り切っていたのですが、彼女が取り出した箱に書いてあった文字は「東京スウィートばなな」。
なんか余分なものついてない・・・?

開けてみると、いわゆるバナナ饅頭。多少細身で洗練されておりましたし、これはこれで香りも良くて美味しいのですが、竜子のイメージしていたふわふわのスポンジにカスタードが詰まっている東京名物「東京ばな奈」ではありません。
もう、ブームも一段落したころ遅ればせながらお目にかかり、優しい味と形にうちの娘二人は魅了されていたのでした。
修学旅行を利用してこれを手に入れるというのは、竜子にしては、建設的な計画だったのですが、やはり詰めが甘かったようです。

姉の虎子の仲良しの男の子に哀れな妹の話をすると、彼は一言、「スウィートだけど、ビターな間違いだね。」と、つぶやいたそうです。
・・・合格。


それはともかく、この連休に帰省したみたぽんに頂いたのがなーんと「東京ばな奈」。
昨年の無念が晴れるのかと、喜んだのもつかの間。
世間様は、一歩先を行っていたのでした。「黒べえ」・・?

 


かわいいというより、「ぼわん」と丸い黒い塊は、なかなかな存在感です。
いえ、たいへん美味しゅうございました。
ありがとうございました。

普通のごくごく一般的な「東京ばな奈」に巡り合えるのはいつなのでしょうか。