豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

新緑

2006年05月15日 | Weblog
若葉の季節、新緑あふれる良い季節となりました・・・って、今頃にちょうどぴったりのフレーズです。
乗り物に乗って移動中に目に入る景色は、一回り大きくなった山々、それぞれの葉を思い切り茂らせている木々。
学生時代、この時期の美術の時間は、写生が多かったような気がします。
風薫る五月に相応しい清々しい新緑の風景は、写生にもってこいという訳だったのでしょう。


今年は、しかしながら、爽やか極まりないこの新緑が何故か鬱陶しく感じられます。
妙に、暑苦しいの。

数年前、45歳になったとき、ここが人生の折り返し地点かなと一人合点しました。これからは、来た風景を見返しながら、ゴールに向かうのかなと。
寂しいというより、自分の手にしている時間に制約があることが実感されたのでした。
だけど、たぶん、私はとても90歳までは生きられないなあ。

既に、この時点で新緑のエネルギーに乗って上昇するどころか、その勢いに飲み込まれそうになっている。もし、90歳まで生きられたら、それからが本当の余生かも。
なんて、考えていたら、思い出しましたね。

今の時期は、俗に言う「木の芽どき」。
あらぬ格好をした人が出没しやすい、気持ちの乱れる危うい時期なのだと。
季節の移り変わりのうねりに、足元をすくわれないようにしなくてはなりませぬ。


突然ですが、今日は藤原竜也くんのお誕生日でした。
おめでとう。
今年はいろんなところで、いろんな姿を見せてくれていますね。
だけど、あなたも戌年とは・・・・。
ぼやかしていた年齢差が明確になったなんてもんじゃないわさ。