豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

瀬戸内の魚

2006年05月17日 | Weblog
桜鯛、たけのこメバルという言葉があるように、季節季節に美味しい魚が瀬戸内海にはたくさんあります。
荒波に揉まれて逞しく育ったというより、瀬戸内海の魚はおだやかな風情です。
それでいて、やはり天然の海で育つ魚は、早い流れにも揉まれて育つ身の引き締まったとてもよい食材です。

関西の都会で始めた新婚生活。スーパーで見かけるのは、切り身のパックがほとんど。
腕は棚に上げて、頭としっぽのついた魚の形が懐かしかったですね。
冗談だとは思いますが、魚はあの切り身の姿で泳いでると思っている人もいるのだとか・・。
ま・さ・か・な。

こちらでも、大型店舗よりも地元密着型の小規模なスーパーの方に質の高い魚を見ることができるようです。いつになく充実した品揃えだと感じられたある日、一応遠慮しながら写真に収めさせてもらいました。
養殖物もそれなりに美味しくてお値段的にも助かるのですが、やはり、海の近くで暮らす醍醐味は、野生の魚。
天然物は、何にも変えがたい味わいです。

「めばる」「あじ」「さより」


「ちぬ(黒鯛)」「ぎざみ」「やず(つばす)」


自分で狩をしてしとめることの出来る獲物を食べるということが基本なら、なんとか得られる動物性の蛋白源は、やはり魚でしょうか。ウサギや鳥、蜂やいなごあたりも大丈夫だと思います、かろうじて。
他の大型の蛋白源はちょっと無理ですね。こっちの身が危ないです。

ニューギニアのあたりでは、お芋しか食べない種族もいるらしいのですが、彼らは痩身ながら筋肉隆々でした。長年の間に、炭水化物を蛋白質に変容させる酵素を腸内に育んできたそうです。ほんとかなあ・・。便利ですよね。