豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

落し物

2006年06月05日 | Weblog
落し物をしました。
それも、同じものを二回ほど。

カード類を入れている手に馴染んだカード入れ。
いわゆる定期入れです。
   
手にとって、それをちゃんと元に納めたはずなのに、次に出すときには、姿がみえません。焦ります。


最初に落としたと気がついた時は、かなりショック。
買ったばかりの半年定期は数万円。
泣きたいよ~。
バス会社の落し物の受け付けを探して、しおしおと電話をします。
乗った時刻、降りた時刻、乗車区間。落し物の形状。中身。

もうほとんどあきらめかけた翌日、あれでもと確認の連絡を入れたら届いていました。
う。。良かった。

バスの基地になっている事務所に取りに行きました。
最敬礼で感謝。
ご迷惑をおかけしました。
もう二度と落としません。

・・・・・なのに、また落としちゃった。
やっぱり、定期を買ってまもなく。
泣くに泣けない。
今度は、違うバス会社。

勝手知った段取りで、その会社の落し物案内に電話。
時刻、区間、形状その他諸々は同じ。
追って連絡くださるとのことで待っていると、留守電に連絡が入っていました。

今回もちゃんと落し物案内に届いていました。
しかも、私の受け取りに便利な市内中央まで持ってきてくださるとのこと。
なんて、いい方たちなの。

仕事帰りに立ち寄ると見慣れた物体が、保管庫から出てきました。
ごめんね・・。

もしかして、肌触り良すぎて存在感が希薄なのかしら?

それにしても、二度あることは三度あるのか。
三度目の正直なのか。
今度定期を更新したときに、判明するのでしょうか。
それとも、先手を打ってバッグに括りつけておいた方がよいのかも。

指先の感覚が鈍って来ているのは確かです。
でも、失くし物が出てくる嬉しさというのは味わうことができました。

放蕩息子の帰還を喜ぶ父親に、品行方正な兄が機嫌を悪くしたという説話がありますが、たしかにあきらめていたものが復活するのは、もとあったものがそのまま存在するより喜びにインパクトがあるのは確かですね。