朝の夢、夜の歌
憲兵隊に出向したラインハルトが幼年学校で起きた殺人事件を解決する話
ストーリー:
帝国歴484年、大佐に昇進したラインハルトはキルヒアイス(大尉)とともに憲兵隊に出向になる。そこで、幼年学校で起きた殺人事件を一週間以内に解決するよう命令される。
事件は夜中に幼年学校の食糧倉庫で生徒のひとりライフアイゼンが頭を殴られて死んでいて、おまけに密室殺人だというもの。捜査に着手するがはかばかしい成果はなく、シュテーガー校長の命令で捜査に協力することになった学年首席のハーゼも役に立たない。ライフアイゼンの葬儀が行われた翌日、今度はラインハルトの父が死亡する。父の葬儀に出席したラインハルトが幼年学校へ戻ると第2の殺人事件が起こっていた。
殺されたのはハーゼに次ぐ学年次席のベルツ。だが、第2の犯行ではすべての証拠がハーゼが犯人であることを示している。あまりに綺麗に証拠が揃っていることを怪しんだラインハルトは、食糧倉庫で解決の手がかりを見つけた。そして校長の前で犯人暴きをすることに。まずハーゼを呼び出し、彼が赤緑色盲であることを暴く。実は第2の犯行は赤緑色盲の人間のものらしき痕跡があったのだ。しかしラインハルトは彼を犯人とは断定せず、学年3位のヴァルブルクの部屋から犯行に使われたナイフが発見され、すでに憲兵に犯行の供述も得た、と校長に告げる。ここで校長がボロをだしてしまったため、犯人は校長だったことがわかる。
実は校長は偶然事故死したライフアイゼンの死を利用し、次席のベルツを殺し、それをハーゼの犯行に見立てて連続殺人に仕立て上げることにより学年3位のヴァルブルク(実は校長の孫)を首席に押し上げようと企んでいたのだった。無論校長はハーゼが色盲だったことを前から知っていた。そしてナイフは校長がハーゼの部屋に隠しておいたのだったが、すべてを見抜いたラインハルトが、校長を罠にしかけるために彼の孫の部屋にナイフがあったと嘘をついたのだった。校長は逮捕され、色盲を隠していたハーゼは幼年学校を追放される。
この功績で准将に昇進したっけ・・・?転属にはなったらしいが。
見所はラインハルトが校長を弾劾するところ。自身の不遇を社会構造のせいにし、弱者を害した校長に対し「理不尽な法を強いる強者に対してこそ闘争を挑むべき」と、言い切る。これはかっこいい。殺されたライフアイゼンの父やラインハルトの父もそうだが、帝国の社会構造に慣れさせられて、いつしか権力に抵抗することを忘れていった人間に対するラインハルトの怒りが全体を通したテーマになっている。たしかOVAではオリジナル設定として、ハーゼの父がシュテーガーのかつての上官だったため、ハーゼの色盲に目をつぶらざるを得なかったというのがあった。あと、OVAでは最後にハーゼを罵倒する生徒たちにラインハルトが一喝する場面があるが、これもいい。あらためてOVAを見なおすと、最初から伏線がバンバンでている。
タイトルの意味はよくわからなかった
次回予告のコピーは「銀河には未だ語り尽くせぬ歴史がある」
朝の夢、夜の歌
憲兵隊に出向したラインハルトが幼年学校で起きた殺人事件を解決する話
ストーリー:
帝国歴484年、大佐に昇進したラインハルトはキルヒアイス(大尉)とともに憲兵隊に出向になる。そこで、幼年学校で起きた殺人事件を一週間以内に解決するよう命令される。
事件は夜中に幼年学校の食糧倉庫で生徒のひとりライフアイゼンが頭を殴られて死んでいて、おまけに密室殺人だというもの。捜査に着手するがはかばかしい成果はなく、シュテーガー校長の命令で捜査に協力することになった学年首席のハーゼも役に立たない。ライフアイゼンの葬儀が行われた翌日、今度はラインハルトの父が死亡する。父の葬儀に出席したラインハルトが幼年学校へ戻ると第2の殺人事件が起こっていた。
殺されたのはハーゼに次ぐ学年次席のベルツ。だが、第2の犯行ではすべての証拠がハーゼが犯人であることを示している。あまりに綺麗に証拠が揃っていることを怪しんだラインハルトは、食糧倉庫で解決の手がかりを見つけた。そして校長の前で犯人暴きをすることに。まずハーゼを呼び出し、彼が赤緑色盲であることを暴く。実は第2の犯行は赤緑色盲の人間のものらしき痕跡があったのだ。しかしラインハルトは彼を犯人とは断定せず、学年3位のヴァルブルクの部屋から犯行に使われたナイフが発見され、すでに憲兵に犯行の供述も得た、と校長に告げる。ここで校長がボロをだしてしまったため、犯人は校長だったことがわかる。
実は校長は偶然事故死したライフアイゼンの死を利用し、次席のベルツを殺し、それをハーゼの犯行に見立てて連続殺人に仕立て上げることにより学年3位のヴァルブルク(実は校長の孫)を首席に押し上げようと企んでいたのだった。無論校長はハーゼが色盲だったことを前から知っていた。そしてナイフは校長がハーゼの部屋に隠しておいたのだったが、すべてを見抜いたラインハルトが、校長を罠にしかけるために彼の孫の部屋にナイフがあったと嘘をついたのだった。校長は逮捕され、色盲を隠していたハーゼは幼年学校を追放される。
この功績で准将に昇進したっけ・・・?転属にはなったらしいが。
見所はラインハルトが校長を弾劾するところ。自身の不遇を社会構造のせいにし、弱者を害した校長に対し「理不尽な法を強いる強者に対してこそ闘争を挑むべき」と、言い切る。これはかっこいい。殺されたライフアイゼンの父やラインハルトの父もそうだが、帝国の社会構造に慣れさせられて、いつしか権力に抵抗することを忘れていった人間に対するラインハルトの怒りが全体を通したテーマになっている。たしかOVAではオリジナル設定として、ハーゼの父がシュテーガーのかつての上官だったため、ハーゼの色盲に目をつぶらざるを得なかったというのがあった。あと、OVAでは最後にハーゼを罵倒する生徒たちにラインハルトが一喝する場面があるが、これもいい。あらためてOVAを見なおすと、最初から伏線がバンバンでている。
タイトルの意味はよくわからなかった
次回予告のコピーは「銀河には未だ語り尽くせぬ歴史がある」
朝の夢、夜の歌