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ゲーム攻略、読書感想文など。

銀英伝人物評11<ヒルデガルド・フォン・ローエングラム>

2004年08月09日 16時47分37秒 | 銀英伝人物評
オープニングセール価格! 12/7(水)まで♪DVD 銀河英雄伝説 Vol.15 <送料無料>マリーンドルフ伯爵家の令嬢として育つが、一般的な女性趣味を持ち合わせておらず、貴族同士の軽薄な付き合いも好まない性格。ヴェストパーレ男爵夫人が経営している音楽学校で教師をしていたこともある。

合理的・論理的思考に富んでおり政治のセンスも抜群のためラインハルトに信頼され首席秘書官となる。特に他人の心理を洞察することにかけては異常といっていいくらいの嗅覚を見せ、大親征で同盟政府が自滅することを予見したり、シュタインメッツの遺産の受け取りをグレーチェンが拒否することを事前に読んでいたりと、その真価が遺憾なく発揮されている。
また、ラインハルトが皇帝になったあとの不敬罪の定義などを決めたり、イゼルローンが左遷先になるのを阻止したりとか、細かいところにも気がつく。オーベルシュタインとは実は理解しあえる仲なんじゃないかという気もしてくる。
が、その性格上、勘というものは信じないのだが、ロイエンタールの野心については漠然と不安を感じていたようで、バーミリオン会戦の時にはあえてミッターマイヤーにハイネセン急襲の策を話した。
残念なことにシュタインメッツの死後は大本営幕僚総監になったため政治的発言権はなくなったが、これも彼女の天性の感覚がなせる業のひとつといっていいだろう。
そのおかげでブルックドルフの署名で提出された「ロイエンタールに不穏の気配あり」という報告書で、一度ロイエンタールはラインハルトの審問を受けた際、その処置に対する意見を求められた彼女は即答を避けたのだが。

おそらくもっともその能力が発揮されるのは外交だと思うがどうだろう。
フレデリカと比較してみると、彼女がヤンに対してはっきりと思慕の情を持っていたのに対し、ヒルダは私が陛下のお相手なんて恐れ多い、みたいな発想だったので二人の進展は遅かった。結婚後も皇帝と皇后というそれぞれの役割がそのまま私生活にも入り込んでいるような感じに見えた。

銀英伝人物評10<アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト>

2004年08月09日 16時14分31秒 | 銀英伝人物評
オープニングセール価格! 12/7(水)まで♪DVD 銀河英雄伝説外伝(5)第3次ティアマト会戦名前が長い。
貧乏貴族の家に生まれたが、軍人になってからはわりと順調に出世をしたようだ。ただ先見の明がない、というか保守的な思考をする人間なのかはわからないが、リップシュタット戦役でなぜ貴族側についたかは謎。アスターテでラインハルトの才能には気付かなかったのだろうか?
ただ、ラインハルトの部下となる資質は十分あったようで、降伏後の遇され方を見るとこの人物も勇気の人だったのだと思う。

劇場版のアスターテではラインハルトの立てた作戦に好意的な表情をし、それをキルヒアイスがラインハルトに進言したので先陣を任されている。

性格的には攻勢を好むらしいが、あまりその設定が生かされているようには思えない。OVAを見る限りは冷静で貴公子というふうに見えるので、ときどきこの男の発言にしっくりこないときもある。
最期は不運としかいいようがない。「本懐である」はかっこよかったが。

シュタインメッツと同じく、死後に元帥号とジークフリード・キルヒアイス武勲賞を授与された。

銀英伝人物評9<コルネリアス・ルッツ>

2004年08月09日 15時54分02秒 | 銀英伝人物評
オープニングセール価格! 12/7(水)まで♪DVD 銀河英雄伝説 Vol.24 <送料無料>ラインハルトが元帥府を開いた時に登場。リップシュタット戦役ではキルヒアイスの下でがんばった。ラグナロック作戦ではロイエンタールの下でイゼルローン要塞の攻略を行うが、特に見せ場もなく、要塞占拠後はずっとそこに駐留していたため、ランテマリオもバーミリオンもマル・アデッタも参加していない。要塞をヤンに奪われたのがケチのつけはじめで、その後はフェザーンで爆弾テロにあい、ウルヴァシーで戦死してしまう。ただし密かにラングの不正調査をケスラーに依頼していたため、ロイエンタールの叛乱直後にラングを逮捕することができた。

ちなみにイゼルローン要塞をヤンに奪取された後、ウルヴァシーに行くのだが、途中エル・ファシルを攻撃しなかったのは、まさかヤンがいるとは思わなかったから。知っていればあるいは攻撃しただろうと原作にある。惜しいことをしたものだ。

射撃の名手という設定はウルヴァシーでしか活用されなかったのが残念。外伝では一応出番が与えられていたがもっと活躍させてほしかった。一番印象に残っているのはウルヴァシーで追手と銃撃戦している場面で、射撃ポーズの描写を「彼の精神のようにまっすぐに伸びた腕」と表現しているところ。まっすぐな精神ってなんかかっこいい。たしかロイエンタールも「生涯汚名とは縁のなかった男」と評していたような。

他には興奮すると瞳が藤色になるという設定があり、ポーカーをするときにはサングラスが必要みたいなことが書いてあったが、これは物語に何も寄与していない…。

【PCゲーム】銀河英雄伝説Ⅵの話その5

2004年08月09日 14時42分41秒 | 銀英伝ゲーム雑記
【アムリッツァ会戦バリアント】
今回(昨日の夜)はバリアントでロボス司令官および第1、第11艦隊が救援に来るシナリオ。したがって総数はほぼ互角。

さて、プレイヤーはどれにしようか迷ったが、せっかくなのでめったにお目にかかれないクブルスリーの第1艦隊でプレイすることに。ちなみに艦隊幕僚には名前は忘れたが、たしかクブルスリーがフォークに撃たれたときに怒ってた奴。悲しいことにクブルスリー自身がたいして能力が高くないため、行動順は早いし攻撃順は遅いし、おまけに目の前にいるのはロイエンタール艦隊。これは玉砕覚悟か・・・。

戦闘開始前の会議シーンではヤンが撤退を主張。救援にきた第1、第11艦隊を殿にしろという。そんなのやってられるか、と思ったら第11艦隊のルグランジュが徹底抗戦を主張したのだ。まぁ奴らしいといえる。ちなみにルグランジュの幕僚にはバグダッシュがいる。

会戦が始まると、すぐ隣の第11艦隊がロイエンタールと交戦しだしたので、こっちもロイエンタール艦隊に食いつく。ロイエンタール艦隊の隣にはケンプ艦隊がいるのだが、あちらは別の方向に進んでいったので無視。とりあえず2個艦隊で戦えるので楽になりそうだ・・・と思ったら第11艦隊はどっかに行ってしまった。

きづくと戦場全体の中でわが第1艦隊とロイエンタール艦隊がはじっこの方で戦っていて、その他の艦隊は恒星アムリッツァの外縁部で激戦をやっている。しかも悲しいことに見る見る同盟の艦隊数が減っていき、ロボスの総司令部まで攻撃を受けているのだ。

こちらはどうにかロイエンタール艦隊を撃破。実際には旗艦が別の艦に移っているのだが、ほぼ壊滅状態になったのでこれでよしとしよう。といってもこちらも6割の損失を出してしまった。

戦況はまったくの負け戦といってよく、最強のはずの第13艦隊までもが艦隊の7割を損失している。意外に健闘しているのが第11艦隊だ。これはルグランジュの性格上、戦闘をすればするほど積極性があがるためだろう。

帝国軍ではメックリンガー艦隊が、開始早々第13艦隊にぼこられたらしく、ほぼ壊滅状態。だがビッテンフェルトはほぼ無傷に近く、ミッターマイヤー艦隊も7割は残っている。ここで欲がでた。よくみるとローエングラム艦隊が丸裸なのだ。しかも総司令部なので艦隊数もそんなにない。これは一気に攻めるか?たぶん背後さえとれば互角に近い戦いになると思うが。

しかしこの案は捨てた。せっかくなので混戦状態に混ぜてもらったほうが楽しそうだ、と思ったからだ。ということで艦列を揃えて惑星アムリッツァへ進軍。ここで夜中の3時になっていることに気付き中断。おかげで今日はめちゃくちゃ眠い。仕事もはかどらないので、こうして午前中からせっせとブログを書いてるわけだ。

【PCゲーム】銀河英雄伝説Ⅵの話その4

2004年08月09日 14時36分07秒 | 銀英伝ゲーム雑記
今回は、プレイ雑記を。

まずは以前にやった時の話。

【第2次ランテマリオ会戦バリアントシナリオ】
プレイヤーはロイエンタールを選ぶ。敵味方双方とも鶴翼の陣のように艦隊を並列に並べているので、始まったらいきなり交戦状態になる。

ちなみにこのシナリオの設定としては「遠征を断ったミッターマイヤー(笑)のかわりにラインハルトが遠征することになった」というもので、日付も一ヶ月遅れになっており、その分、新領土軍の総数も増えていて、数的にはそれほど差はない。

といっても指揮官の能力には差がありすぎる(なんといっても分艦隊がグリルパルツァーとクナップシュタインしかいない)ので消耗戦になる前にあっという間に総数で差ができてしまう。

そこでここは中央突破して一気にカイザーの本陣を急襲することに。この作戦があっさり成功してしまい、ブリュンヒルトの周りを完全に包囲した。ちなみにこのゲームのいただけないところだが、総司令部はなぜか艦隊数が少ないのだ。したがってラインハルトがいくら能力値が高くても総数が4千隻程度なので、あっさりこっちの一個艦隊で包囲殲滅できてしまう(救出にこない部下のCPUもアホだが)。これであっさり勝利。おわり。

次回は昨日やったプレイ日記