復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

津軽鉄道・ストーブ列車に乗る

2009年03月28日 18時25分11秒 | 四季(冬)
津軽鉄道・ストーブ列車に乗ってきますた。

3月いっぱいの運行だそうですから、この週末が乗れる最後のチャンス。

と言うことで、始発駅となる津軽五所川原駅からの乗車。
(JRと接続してるんで、観光客はほとんどここから乗るようですが)

雪も降って一面真っ白になりましたから、ストーブ列車の雰囲気が出ました。


JRを引継いだ地方の民営鉄道はどこも苦しい経営ですが、
その中でも全国的な知名度がある津軽鉄道。
駅舎は古いですけど、帰りの下車時は外国人の姿もあって訪れる人が多い。



レトロっぽい時刻表
ストーブ列車は1日2往復の運行です。



乗車券の他にストーブ列車券(300円)も必要。
切符は記念に貰って帰れます。



改札をでて連絡橋で五能線をまたいだ先に津軽鉄道。



ストーブ列車は普通車両の走れメロス号と連結してある。
列車編成はディーゼル機関車+ストーブ列車(団体用)+ストーブ列車(自由)+走れメロス



正面からのストーブ列車



早速ストーブ列車(自由)に乗り込む。
内部は昔懐かしいお見合い座席にストーブが2台。
外見からもそうでしたが、第一印象は列車が結構古いです。
が、それがまた周囲の景色や雰囲気に合っていて人気の一つになっているか?



もろダルマストーブ!
焼き網も付いています。
エントツが天井に突き抜けてますから、外見は列車の屋根に煙突が生えてる。



座席の下に石炭バケツがありました。



団体用のストーブ列車には乗客無し。
自由用にも自分も含めて10名程の乗客で空いてました。
地元の人は普通列車のメロス号を利用しているようです。
列車が走り出すと直ぐに津鉄の法被を着たおじさんが車内販売。



ストーブで焼くスルメとか特産品を売ってます。
これも津軽鉄道のサービスの一つのようで、団体客がいない為、商品説明と
津軽の情報話をずーっとしてくれます、津軽弁で!



さっそくスルメをストーブで焼く他の乗客。



年季入ってます。
ストーブの熱で天井の塗装が剥れる。
石炭の熱って側によっていると結構熱い。



車掌さん。
あご紐がカッコいい!



この車掌さんがほとんど付いて、ダルマストーブの管理と「乗車券を拝見」をしてました。



車窓からの眺め。
ここ2.3日は毎日薄っすらの雪の日が続き、沿線周囲の田んぼは御覧の通り。
ストーブ列車ですから、ロケーションもこうあってほしいもの。



温度計は20℃でしたが、もっと暑い感じでした。
もっともストーブの近くにいましたから。



レトロだ!



同じく
剥げてマジックの手書き(苦労が伝わる)



灰皿があって禁煙と言われても。
古い列車の座席にはこんな灰皿が必ずありました。



しゃがみこむ車掌さん?



ストーブの中の石炭をかき回したあと、石炭供給を始めました。



ストーブ列車ってのんびり感があっていいです!



終点津軽中里までは乗らないで、金木で下車。
直ぐにやってきて金木ですれ違う五所川原行きの走れメロス号に乗り換え戻ります。



左が乗ってきた津軽中里行きのストーブ列車
右の五所川原行き1両のみのメロス号に乗り換え。数分で発車します。



さすが太宰治が生まれ育った地域だけに、列車にも文庫本が置いてありました。



ストーブ列車が終点目指して発車して行く。



やっぱり屋根から煙突が突き出していました。



五所川原駅に到着
ストーブ列車の短い旅があっという間に終了。



隣にJR五所川原駅、並んで駅舎があります。
津軽鉄道はすこし引っ込んでいてあまり目立ちませんが!



駅前の果物屋さんに置いてあったりんご。
青森はりんごの特産地だけあって箱も木箱です。
やまがたでもりんご生産はほどほど盛んですが、段ボール箱のみで
木箱はまったく見かけなくなりました。
たしかに子供の頃は木箱のみでしたが、それだけ生産量が多いということでしょうか?



関係ないですが、駅前でなんかの番組の撮影してましたよ。
地元メディアのレポーターでしょうか。


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