今年で31回目の大崎バルーンフェスティバル。
岩出山分所近くの江合川河川公園が会場です。
初めての見物です。
ルールが解らないシロートですが、会場では実行委員長なのか
または協会の会長さんなのか、マイク片手に解りやすくライブ中継
してくれたのが良かった。
競技のルール説明もあったし。
で、フライトの最適時間が日の出後二時間と、
日の入前二時間だそうで、気象条件がいいそうです。
そんな訳で、フライト開始は朝6時30分。
六時前に会場に到着してみてビックリ。
大勢の親子連れが並んでいるではありませんか。
六時から配布された先着200名の気球体験試乗の為でした。
やっと東の空が明るくなってきた時刻でした。
大人気のようです。
フライト開始に向け、等間隔に配置された広いエリアで
準備が進み、あちこちでバーナーの火柱が上がる。
以外と気球のフライト準備って速いです。
30分前は何にも無かったですから。
バーナーは家庭用の200倍の火力が有るそうです。
気球内の温度はこの時期90度程度。(夏場は110度)
けっこう熱い。
気球の耐熱温度は250度だそうです。
まず先行して、ヘアと呼ばれる気球が猟犬に追われる
ウサギの役割となって離陸。
残りの競技気球がヘア気球を追いかける。
この段階で、残りの気球はまだ膨らんでいない。
ヘア気球が離陸すると、それを合図に一斉に残りの気球が
膨らみ始まる。
地上付近は南への風、上空??mは逆に北への風が吹いているそうです。
最初はヘア気球を追って南へ、
次に会場に戻ってきて、✖️印にマーカーを落とし
その近さを競うダブル競技みたいです。
早くも1機目が離陸。
やっぱり早い方が有利みたい。
ゆっくりなようで、いつの間にか遠くになって行く。
次々に膨らんで離陸して行くさまは圧巻。
北は北海道、南は九州熊本からの参加。
東北は6機。
やっぱり北海道からが多かったかな。
目の前の27番は、北海道からのチーム太平原。
女性のパイロットみたいでしたが、離陸も早めで、
ポイントへのフラッグ投下も近かった。
気球が膨らみ次々離陸して行く姿が美しい。
フラッグ投下ポイントのバッテンマーク。
地上では逆風ですが、上空で戻ってきて一旦通り過ぎ、
Uターンして近づいてきた。
ピンポイントで真上に近づいてきた。
フラッグが風で流されないよう、高度を低空まで下げ、
完璧に真上を通過する。
素晴らしい。
中には諦めたたのか、時間内に近づいて来ないて、
国道47号周辺の田んぼにゴンドラを着けてくつろいで
いる気球も有り。
一見、風まかせの気球のようですが、
結構コントロールされてます。
変な所に着陸したらどうやって運ぶのかと思ったら
以外と簡単でした。
ちょと浮かして人間で、引っ張るだけ。
のどかな景色の岩出山にはピッタリのイベントです。
邪魔になるような、ビルや鉄塔、送電線も無いし
近くの田んぼに着陸できるし。
気球が結構低空で飛んで行くのも、初めてみたので
意外でした。