ドクダミ花咲く：眺めてよし、飲んでよし、薬湯によし

つい先日まで、いつ蕾がひらくかと待っていたのに、
数日バタバタしていたら、
いつの間にか咲いていたドクダミの花。



この花の香りを「悪臭」として嫌う人もいるみたい。
でも、わたしにとっては、この香りもハーブっぽくて悪くない。

暗緑・白・淡い黄という色のくみあわせも、いい。
涼しさと温かさをともに醸しだすようで。
ふわりとした丸みとスッとした線を兼ねそなえる葉の形も、
シャープかつソフトで好印象。



「ドクダミ」の名は、毒や痛みに効くことに由来するという。
別名「十薬（じゅうやく）」。別名のとおり薬効がある。

葉を陰干し乾燥させ煎じて飲むドクダミ茶は
むくみ・おでき・便秘・蓄膿症などに効果が期待できるとか。
お風呂にいれれば薬湯になる。腰痛に効くらしい。

腰痛に効くなら、肩こりにも効くかも？　
…今年はためしてみようか。



実は、白い花びらにみえるものは、苞葉（ほうよう）なんだとか。
その上の黄色の部分が花穂。おもに６月～７月が花の時期。



青空をみあげ、ドクダミの花も嬉しかろう。
それを眺めるわたしも、嬉しい。