あれよあれよという間に年の瀬せまる。
万事スピードアップしていない気がするのに
気もちだけは忙(せわ)しくなるから困ったもの。
そんなときにありがたい、鎌倉の和菓子処・美鈴さんの今月の菓子をお裾わけいただいた。
燦々と陽が射すなかで見ると不思議な気持ちになるのは、
この菓子が屋根につもる雪をおもわせるから。
こちらの菓子には月ごとに方代の歌がそえられており、今月はこれ。↓
さっそくお茶をいれ、まずはいっぷく。
この傾斜をみると、合掌造りの屋根をイメージしたようにみえる。
この冬、すでに日本海側ではかなり降雪があるらしいし、
富山や飛騨の山あいにある合掌造りの里でも雪がつもっていることだろう。
水分をふくむ重たい雪で、家がつぶれないよう雪おろしが必要だけど、それでいのちを落す人もいると聞く。
ロマンチックとばかり言ってられないな・・・。