病を得た方が
回復を切に願って
鮮魚をご所望になり
買い物難のご時世に
リモート注文を思いきった。
…待つこと数日
(いやもっと?)。
見事に美しい
魚族の方々が着荷しました。
まずは手慣らしに
小ぶりの真鯛で数尾、
鱗をとりエラをとり内臓をとり。
疲れる前に
大物の真鯛さんに
挑んで刺身に。
至福の腹ごしらえ
(もとい晩ごはん)。
その後ふたたび
鱗とエラと内臓とりを
延々2時間…
(私がスローだから)。
疲れたけれど
頑張った甲斐はありました。
「2か月ぶりのお刺身‼️
それも祝島の一本釣りの。
天よ海よ人よ友よ
ありがとう、
滋養が染み渡り
全身が生き還る…」
と
しみじみ述べた病の方は、
お陰様で無事に
治癒のお墨付きをもらいました。
この場合は
幸いコロナではなかったものの、
病の辛さは
通じるものもあるかと思います。
回復を支える
滋味ゆたかな食べ物と
それを育む環境は
(本人の自覚の有無を問わず
誰にとっても)
大切な生命線だと、
私自身も改めて学ぶ日々です。