出船の日。
伊美別宮社の神職や里楽師をのせた御座船が祝島港をでると、
祝島の船や櫂伝馬船といったお伴船も港をでて、海上パレードのあと、お見送り。
櫂伝馬船は、祝島の集落はずれあたりでお別れ。
双方おおきく手をふって別れを惜しむ。
動力船は祝島の南西部、三浦湾の先までお伴して、
御座船をお見送り。
3隻の御座船は、三浦湾と小祝島のあいだを走りぬけ、
まっすぐに大分の国東(クニサキ)半島をめざす。
見おくるお伴船からも、周防灘をつっきった49km先にうかぶ
国東半島(上の写真で左手の陸地)と姫島(同右手の陸地)がくっきり見えた。