シルバーウィークに『ぶた』で憩う

いつのまにか９月に５連休がある。
誰がいつからいいだしたのか、
「シルバーウィーク」なんだとか。
その２日目の今日、ひさしぶりに気持ちよい秋晴れ。

散策にでも行きたいところだけれど叶わない。
手は腱鞘炎になりそうで、肩もバリバリ。
温泉につかりたいけど、今はそれも無理。

そうだ、こんなときこそ…とおもい、
ユリア＝ヴォリさんの『ぶた』を眺めてみた。

わたしのツボに特にはまったページは、これ。


「だれがウシのしっぽをあげられる？」
「ウシを笑うものはウシに泣く」
「新クリーム法案反対　ウシの生活を保護せよ」
「ウシは誰にも縛られない」
「ウシの白黒に科学はいらない」
「世間体なんかふきとばせ！」

『ぶた』は、日本では絵本として売られているが
この本を翻訳したケーコさん（森下圭子さん）によれば
フィンランドでは新聞の連載漫画だったとか。

子どもは色と絵だけでも楽しめるし、
大人は文字もよんで、思わずくすり。

滞っていた頭の血がすこし流れはじめたような？
気分転換したいのに出かけられないときには、
ぜひお試しあれ。