湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

公害をもたらす思考:上関原発問題で町長

2009-12-12 14:18:53 | 祝島沖・上関原発計画

山口県上関(かみのせき)町の町長が、
町内に計画されている原発の工事をめぐって発言した様子。

  *****  *****  *****
  上関町・町長が中電に安全優先を求める
  2009年12月11日 18:55(tysテレビ山口

  関原発計画の海の埋め立て工事をめぐり、
  中国電力と反対する住民との対立が続いています。
  上関町議会で柏原町長は、双方に対して
  安全を損う行動を避けるよう求めました。

  =柏原重海上関町長
  「この埋め立て工事区域内の法の手続きは
  すべて終えての工事である、
  だからといってこういう工事を進めるのに、
  中国電力がすべての許可をとったんだから問答無用で
  工事を進めるのは決していいことではない」=

  原町長は中国電力に対して、スケジュール優先ではなく安全を
  最優先して工事を進めるよう強く求めました。
  一方、反対派住民に対しても、命を損なうような度が過ぎる
  危険な抗議行動は避けてもらいたいと述べました。

  た、中国電力が祝島の反対派住民に対して
  「農業や漁業だけでは、今後、島の生活は成り立たない」
  と発言したことについて
  「この問題に取り組んでいる人たちの苦しみを本気で解決しようと
  しているのか、いら立ちさえ覚える」と不快感を示しました。
(http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CID=76ad61b3-5ac1-42ee-8fa2-cee84f622f1e&DID=520a1043-ff42-4b8b-9198-61685f445a20)
  *****  *****  *****

「法律的に確定されなければ公害は犯罪ではない 
という道徳観こそ
公害を起す道徳観だ」
という言葉を思いだす
(W.ユージンスミス,アイリーンM.スミス,1991『写真集 水俣』三一書房)。

水俣でも、珠洲でも、上関でも、似たようなことがおきている。
こんなことが、各地でなんどもくり返されてしまうのは、なぜだろうか。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プリシラ:砂漠のクイーン | トップ | たねやのお茶の時間 »
最新の画像もっと見る

祝島沖・上関原発計画」カテゴリの最新記事