上関に原発をつくる計画の現状アップデート、2013年2月27日現在。
***2013.2.27中国新聞 「埋め立て免許延長判断棚上げ」***
山口県の山本繁太郎知事は26日までに、
中国電力の上関原発(上関町)建設計画をめぐる公有水面埋め立て免許の
延長許可申請について、判断を当面棚上げする方針を固めた。
原発の新増設を含む国のエネルギー政策が流動的なのが理由とみられ、
審査に1年程度かける構え。免許は失効しない。(中略)
山本知事は昨年7月の知事選で「脱原発依存は当たり前」と主張し、
埋め立て免許延長に関して「現状では認められない」とした二井関成前知事の方針を
引き継ぐ考えを表明。知事就任後の10月、中電から延長申請を受けた際も
「不許可処分をすることになる」と明言していた。しかし、昨年末に発足した安倍政権は
民主党政権が掲げた「2030年代に原発稼働ゼロ」を見直す方針を明示。
これを受け、当面判断を見送り、国の動向を見極めることにしたとみられる。(全文はこちらへ)
***2013.2.27朝日新聞デジタル***
「上関原発の免許判断先送り 山口知事、エネ政策見極め」
中国電力が出した上関原発(山口県上関町)の建設予定地の
海域埋め立て免許の延長申請について、山口県の山本繁太郎知事は、
許可、不許可の判断を当面先送りする方針を固めた。
不許可の方針を表明してきたが、安倍政権のエネルギー政策を見極めてから判断する方針に転換した。
開会中の県議会定例会で表明する見通し。県幹部らが明らかにした。
県は近く中国電に対し改めて質問を提出する。今回は回答期限を1年程度に設定し、
この間は審査が続くため免許は失効しない、との立場を取る。
安倍政権のエネルギー政策を見極めたうえで、原発建設の見通しを示すよう求める内容になる見通しだ。 (後略。参照先はこちら )
***2013年2月27日 読売新聞 「上関原発埋め立て免許、県が延長判断先送り」***
山口県上関町に原子力発電所建設を計画する中国電力が、
建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長を申請している問題で、
県は期限とされていた26日に延長を認めるかどうかの結論を出さず、判断を先送りした。
(後略。続きはこちらへ)
***2/26 19:33 山口放送「県は判断先送りへ」***
中国電力が提出した海の埋め立て免許の延長申請について
県は「国のエネルギー政策」の行方を見守る必要があるとし判断を先送りする方針を固めた。
今回の判断先送りで免許は失効せず、反対派の反発が強まるのは必至。
中国電力は去年10月、上関原発建設予定地の海の埋め立て免許について3年間の期間延長を申請した。
これに対し県は中国電力に対して4度補足説明を求め
延長すべき「正当な理由」があるかなどを審査していた。そして県は26日までに
免許の延長について現段階では許可・不許可の行政処分の判断を行わない方針を固めた。
今後、中国電力への追加説明は求めず県の審査は事実上ストップすることになるが
審査は継続しているため免許については失効しないことになる。(後略。つづきはこちらへ)
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県は地方「自治」体をやめた、…ように、わたしには見える。
怒。哀。思。考。