仕事の都合で、ただいま引きこもり生活まっただなか。
もっとも、けっこう楽しんでもいる。
その度合いは日ごとに高まるから、なおうれしい。
とはいえ、時間の余裕がない日々を送っていることは確か。
せめて今日は、気になったニュースのひとつをご紹介させていただく。
*****2011年8月25日 07時08分 東京新聞
福島第一放出セシウム137 広島原爆168個分
政府が、東京電力福島第一原発の1~3号機事故と、
一九四五年の広島への原爆投下で、それぞれ大気中に飛散した
放射性物質の核種ごとの試算値をまとめ、衆院科学技術・
イノベーション推進特別委員会に提出していたことが分かった。
半減期が約三十年と長く、食品や土壌への深刻な汚染を引き起こす
セシウム137の放出量を単純比較すると、
福島第一原発からの放出量は広島原爆一六八・五個分に相当する。
福島第一原発事故は今年六月の国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に
対する日本政府報告書、広島原爆については
「原子放射線の影響に関する国連科学委員会二〇〇〇年報告」を基に
試算されている。
セシウム137の放出量は、福島第一原発1~3号機が
一万五〇〇〇テラベクレル(テラは一兆)、広島原爆が八九テラベクレル。
このほかの主な核種では、福島事故で大量に飛散した
ヨウ素131(半減期約八日)は、福島が一六万テラベクレル、
広島が六万三〇〇〇テラベクレルで、福島は広島原爆約二・五個分。
半減期が約二十八年と長く、内部被ばくの原因となる
ストロンチウム90が、福島が一四〇テラベクレル、
広島が五八テラベクレルで、広島原爆約二・四個分となる。…
(つづきは以下のURLからどうぞ:
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011082590070800.html )
*****
「うわー」という気分と同時に
「え、今更これがニュースになるの?」という気もした。
原発を1年運転することで原子炉内にできるという放射性物質を思えば
これはそれなりに想像できる範囲のことで、追認の感も免れないから。
いずれにしろ、知る価値のある貴重な情報だと思う。
いろんな意味で、この機会にぜひ全文をご高覧ください。
最新の画像[もっと見る]
- 【ご案内】12/1(日)講演@東京・五反田/品川「のと地震の震源地をゆく〜原発がないのは偶然か」 2ヶ月前
- 【ご案内】12/1(日)講演@東京・五反田/品川「のと地震の震源地をゆく〜原発がないのは偶然か」 2ヶ月前
- 【お薦め】読書の秋に、『珠洲の海』(砂山信一 第一歌集・11月20日発売) 2ヶ月前
- 【ご案内】11/29(金)スライド&トークイベント「声をあげる人々が未来を変える~能登地震と原発」 3ヶ月前
- 【おすすめ】「新潟県巻町と根源的民主主義の細道」と副題にある名著、増補版! 3ヶ月前
- 【おすすめ】「新潟県巻町と根源的民主主義の細道」と副題にある名著、増補版! 3ヶ月前
- 「もの言う民が未来を救う」:神奈川新聞「2024衆院選 問う」10/27 3ヶ月前
- 「もの言う民が未来を救う」:神奈川新聞「2024衆院選 問う」10/27 3ヶ月前
- 【ご案内】10/28発売『現代思想』11月号に「帰りたいスズとジチ」 3ヶ月前
- 【ご案内】10/28発売『現代思想』11月号に「帰りたいスズとジチ」 3ヶ月前