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湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

『続報 放射能汚染地図』:6月5日22時放送/平塚市でも学校の放射線量測定へ

2011-06-02 23:55:57 | 応援告知

5月15日に放送され反響を呼んでいたNHKのETV特集
『ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~』
の続編が、この週末に放送される予定のよう。

2011年6月5日(日) 夜10時放送
『続報 放射能汚染地図』

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0605_02.html

*****以下に、番組の詳細について上記URLから転載*****

  ETV特集 『ネットワークでつくる放射能汚染地図 
  ~福島原発事故から2か月~』(5月15日放送)では、
  福島第一原発正門から1キロ地点の住宅地の一画の土壌を
  科学者の木村真三氏が採取。

  サンプルは、プルトニウムの有無を調べるため放射線解析の第一人者、
  金沢大学の山本政儀教授のもとに送られた。
  番組放送後、結果を知りたいという問い合わせが殺到したが、
  この度ようやく解析結果が出る見通しとなった。
  果たしてプルトニウムは検出されるのか?

  さらに、木村氏のその後の調査で、
  計画的避難区域や緊急時避難準備区域から外れた福島県南部のいわき市で
  新たなホットスポットが発見され、その実態が序々に明らかになってきた。

  新たにわかった汚染の実態を続報として伝える。

*****転載ここまで*****************

神奈川県では6月1日、
平塚市が市立の学校・保育園・幼稚園全58施設の
グラウンドを対象に放射線量の測定をはじめている。

児童の背丈を想定して
地表から0.5mと1mの高さで測定。
6月2日の東京新聞によれば
1時間あたり0.01~0.09マイクロシーベルトの数値が
計測されているという
(全校での測定が終了後、市はHPで結果を公表予定)。
横浜・大和・鎌倉・厚木の各市でも同様の測定をはじめるとか。

 関連報道:
 東日本大震災:学校で放射線量測定 あすから平塚、大和両市で/神奈川
 http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110531ddlk14040231000c.html
 自治体放射線量 独自測定は「問題なし」
 http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001106020004

     ***

核の汚染地帯を、生きているのだなぁ…。

あれほどメルトダウンも爆発もしたうえに
いまだに原発事故が収束する目途もたたないのだから当然だけれど。

子どもは本当に気の毒だ。
おとなには、この地震列島に原発を乱立させた/それを見逃してきた/
それを止められなかった責任の一端もあるけれど、子どもにはない。

なのに、おとなよりも
生物的にも放射線の影響を受けやすく、
放射線量が高い傾向がある地表の近くで暮らし、しかも
情報へのアクセスや暮らし方の選択は子どもの力量を超える。

永田町は内閣不信任案なんかだしてる場合じゃないはずだ。
自民党の政治家が、現政権の原発事故対応について言う姿を見聞きすると
恥知らずしか政治家にはなれないんじゃないかと思う。

アメリカが原子力の平和利用をいいだしてからずっと
権力とカネにものをいわせ、剛腕で日本の原子力政策を進めてきたのは
自民党ではなかったか?

原発震災がおきるまでは民主党も原子力推進へ舵をきったのだから
現政権に同情する気も起きにくいが、それでも
長年にわたって原子力政策をすすめてきた自民党と「同罪」というより
その尻拭いをする役回りになってしまったのが現状とみえる。

     ***

誕生日プレゼントに何がほしい? 
と連れあいに聞かれ、幼児をかかえる妹は
「放射線測定器」とこたえたという。

「いま一番ほしいのは、放射線測定器」という妹も、
「ごめん、今は本当に売ってないみたいなんだよ…」
とあやまる彼女の連れあいも、どちらも、なんだか哀しい。

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