湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

嬉しいはずの凪なのに:祝島沖

2011-02-04 08:10:51 | 祝島沖・上関原発計画

上関原発計画が
中国電力の社長直属プロジェクトになった影響だろうか。
中電のやり方が強硬になっている。
安全作業の旗を掲げる台船が
危険な航行を省みず
上関原発予定海域へつきすすもうとする。

ついでに海上保安庁も横暴になっているから不思議だ。
2月2日の「事件」をうけ、翌3日には
安全のためと言って全船の立ち入り検査を実施、
「危険なもの」は浜に戻っておいて来いといった。
「危険なもの」とは、ナイフ、包丁、はさみなどをいうのだとか。

保安庁のひとりによると
原発計画へ反対する活動をする権利は認めているが
安全確保のため船に「危険なもの」がないかどうか
事前に検査をするのだという。

そのうえ、検査がすむまで船を動かすなと求める。
田ノ浦の海を埋め立てさせまいと
台船に抗議にきている船の目の前を
台船が田ノ浦方面へと通りすぎていった。

早く検査が終わった船が追いついて台船に抗議、
他の船は刃物をその場で壊して台船への抗議に走った。
使い物にならないようにすれば「危険なもの」にならないから。

仮に保安庁の立ち入り検査の意図が
言葉どおり安全のためだけだったとしても、
それがもたらす効果は
台船に抗議する船の行動をさまたげる以外のなにものでもない。

わからないことや、おかしいと思うことは
まだいろいろあるけれど、そろそろタイムリミット。

今朝も早くから台船が動いている。
おそらく今日もまた、立ち入り検査をするのだろう。

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