台船かえる：2010年11月の祝島沖・上関原発計画

中国電力が祝島沖・上関原発の建設工事にむけて
11月16日に動かした作業台船（以下、台船）。
計画に同調できない祝島の船が駆けつけると、
原発建設のため埋めたて予定の海域に到達する直前
実にほんの100メートル手前で台船は航行をやめた。

（下の写真は作業台船）


以来、台船はその場に停泊。
その周囲で、祝島の人びとを中心に24時間体制の抗議がつづいていた。

台船の脇からながめる祝島の写真をみれば、
祝島との位置関係がわかるだろうか。


（2010年11月、中電の台船脇から眺める祝島＝上の写真で奥の島）


（2010年11月、中電の台船脇から眺める夕映えの祝島）

原発建設予定地・山口県上関町田ノ浦と作業台船との位置関係は？



祝島方面から撮った上の写真で、
黄色で示した箇所が田ノ浦の、赤で示した箇所が台船の位置。

11月26日（金）午前1時半～2時ころ、台船はそこを離れ帰っていった。
理由は天候悪化によるとされる。



上の写真は、翌27日に撮った、台船の姿がなくなった現場の写真。