2012年12月15~17日、日本政府と国際原子力機関(IAEA)が
「原子力安全福島閣僚会議」を福島県郡山市で開催する。
事故から1年半しか経っていないときに、福島県で
「原子力安全」を冠した閣僚会議することに、違和感を禁じえない。
そこで、その会議にあわせ、
「原発はいらない」という市民の声で首都・東京を埋め尽くそうと、
原発ゼロ社会をつくるための市民の手による大きな国際イベント「Nuclear Free Now」を、
多くの団体からなるNuclear Free Now 実行委員会が、
12月15~16日に東京(日比谷)と福島(郡山)で開催するはこびとなった。
そのイベントのひとつ「脱原発世界会議2」で、
グリーンピースジャパンとウィメンズアクションネットワーク(WAN)が協力して
「女性と政治」をサブテーマにセッションをひらこうと、ただいま準備中。
福島第一原発事故のあとも、原発に関する世論調査では、
常に男性よりも多くの女性が原発をなくしたいと思っていることが浮き彫りになる。
日本の政治的意思決定の場におけるジェンダーバランスの悪さは
原発を肯定する政治をつくってきた一因に違いない。
女性の視点をいれることが肝要だとおもう。
ただ、議会政治や選挙に期待をもてない人もいる。
デモが、正当に政治として認識されていない。
モヤモヤの日々が続いている人が多い。
そうしたモヤモヤを語り合い、日常のモヤモヤを政治につなげて
原発ゼロを実現していきたい―――そういうセッション。
詳細は以下のとおり。お得な前売りチケットも発売中→http://npfree.jp/index.html
なので、みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びください。