湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

隠れ家のような巣

2012-05-03 23:58:28 | 日記

ひさしぶりに眺めたマサキの樹。

蜂に巣でもつくられたら怖いからボチボチ刈りこまなきゃと、点検もこめて。

すると。

なんだか見慣れない、いや、いままで見たことのないモノが枝の奥にみえた。

色はうすみどり、サイズはこぶし大。いったいこれはなに?

 

みどりいろの蜂の巣というのは、まだ聞いたことがない。

だいいち円形の底には、蜂が出入りできるような入り口もなし。

もしや、昆虫の卵か? 

・・・・・・それにしては、かなり大きめ。

こんな大きな卵から生まれる虫って、ちょっと想像したくない。

 

鳥の巣であってくれると、いちばん気が楽なんだけど。

ただ、いつかサザンカの樹にあった鳥の古巣は枯葉色だったし、

もうすこし大きくて、もうすこし平らだった。

つまり、印象がだいぶ違う。・・・・・・いったい、これは、何だろう?

 

観察すること数日。

 

どうもこれは鳥の巣らしい。

色が薄緑なのは、どうやら苔をつかっているようす。

形が深いのは、鳥の巣には皿形だけじゃなくお椀形もあるというから、たぶんそれ。

鳥の出入りはないから、巣立ったあとか、

なにか理由があって巣づくりを途中で断念したあと、といえそう。

 

実際、このとおり

 やっぱり鳥の巣だった。

横からみると、こんなかんじ。

これは、よくよく眺めないと

幾重にもしげる葉のなかで見わけることは難しい。

まさに隠れ家のようなこの巣を、どんな鳥がつくったんだろう?

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