本日発売の『週刊金曜日』に記事を掲載していただいた。
「現職町長が三選 争点にならなかった上関原発」(p5)
よかったらどうぞお手にとってご高覧ください。
祝島では、投票日翌日も恒例の月曜デモがおこなわれた。
約3.5km対岸に上関原発計画が浮上してから30年目にはいったいま、
その回数は約1200回を数えるという。
その日は、放送作家の永六輔さんと歌手の加藤登紀子さん、
10月2日からスタートする「報道ステーションSUNDAY」のキャスター・長野智子さんも訪れ、
祝島は昼間からおお賑わいだった。
交流会の最後、加藤さんは「ぬちゆい」という歌をアカペラで歌った。
彼女が親しくしておられるという福島県の飯館村が
福島原発事故のあと計画避難ででていかなければならなくなった、
そのときにつくった歌だという。訪問の最後には、永さんと加藤さんがそれぞれ1曲披露。
船着き場へ見送りにあつまった人びとはみな聴きいっていた。
ひとつの出来事を倍以上(わたしの実感では10倍くらい)に楽しもうとする
祝島の人びとと一緒だと、こうしたイベントも通常以上に楽しくなる。
これも、祝島の「生きるちから」、「持続する意思の源泉」のひとつじゃないかとおもう。