神奈川県 横須賀市 マンホールカード
2020年に浦賀奉行所は開設300年を迎えました。この歴史的な節目を
記念して作製したマンホール蓋です。モチーフとなっているのは、浦賀
コミュニティセンター分館所蔵の浦賀奉行所の模型です。浦賀奉行所は
1720年に設置され、船改めをはじめとして、海難救助や地方役所として
の仕事などを担うとともに、異国船から江戸を防備するための海防の最
前線として、重要な役割を果たすようになりました。また、浦賀はペリ
ー来航による開国の地でもあるとともに、江戸から近代にかけて造船で
栄えたまちでもあります。このような奉行所を中心とした浦賀の歴史は、
本市の重要な歴史遺産です。
浦賀コミュニティセンター分館 で配布しています。
別柄の 神奈川県 横須賀市 マンホールカード
幕末に浦賀に来航したペリー提督と黒船をデザインし、市内の雨水及び
合流のマンホール蓋に使用しています。ペリー率いる黒船が浦賀に来航
した1853年、当時の人々は大きな船体を見て大変驚きました。4隻の船
をお茶の銘柄に掛けて「泰平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった四
杯で夜も眠れず」と風刺したほどです。この黒船の来航後、日本は長い
鎖国から開国へと向かう事となります。現在横須賀市では、ペリー来航
や開国を記念した多くのイベントが行われています。幕末を混乱の渦に
巻き込んだ一大事。その主役のペリーも、黒船も、現在では開国のシン
ボルとして市民から親しまれています。
横須賀市役所 で配布しています。
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