マーロー殺人クラブ(ロバート・ソログッド/アストラハウス)
図書館の海外作品のコーナーで、タイトルと表紙に惹かれて借りてみた本。
マーローは地名でロンドン郊外の街。主人公は77歳の女性。一人暮らしで、生活に困ってはいないが、クロスワード・パズルを作って収入を得ている。ときに1杯のウイスキーをたしなみ、ときに杯を重ねることもある。テムズ川沿いの邸宅に住んでおり、ボートも持っている。陽気の良い夜には、裸でテムズ川を泳いだりもする。恵まれた境遇に至る過去には、少しばかりの秘密もあるらしい。
こんな型破りの女性が、殺人事件に遭遇し、頼りにならない警察を尻目に、独自の捜査を始める、という内容。いかにも怪しい容疑者がいるのに、捜査はなかなか進まない。それを、二人の女性を仲間に引き込みながら、常識外れの行動力で突破していくところが、この作品のセールスポイントか。
高齢女性が素人探偵を務めるコージーミステリ、ということになるのだろうが、日本流にいえばユーモア推理で、にこにこしながら成り行きを楽しめばよい作品と思った。
すでに続編があるようだが、私が読むためのハードルは高そうだ。まず、翻訳されること。それから、図書館の蔵書になるか、古本または文庫で安くなるか。
図書館の海外作品のコーナーで、タイトルと表紙に惹かれて借りてみた本。
マーローは地名でロンドン郊外の街。主人公は77歳の女性。一人暮らしで、生活に困ってはいないが、クロスワード・パズルを作って収入を得ている。ときに1杯のウイスキーをたしなみ、ときに杯を重ねることもある。テムズ川沿いの邸宅に住んでおり、ボートも持っている。陽気の良い夜には、裸でテムズ川を泳いだりもする。恵まれた境遇に至る過去には、少しばかりの秘密もあるらしい。
こんな型破りの女性が、殺人事件に遭遇し、頼りにならない警察を尻目に、独自の捜査を始める、という内容。いかにも怪しい容疑者がいるのに、捜査はなかなか進まない。それを、二人の女性を仲間に引き込みながら、常識外れの行動力で突破していくところが、この作品のセールスポイントか。
高齢女性が素人探偵を務めるコージーミステリ、ということになるのだろうが、日本流にいえばユーモア推理で、にこにこしながら成り行きを楽しめばよい作品と思った。
すでに続編があるようだが、私が読むためのハードルは高そうだ。まず、翻訳されること。それから、図書館の蔵書になるか、古本または文庫で安くなるか。
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