saecotta's blog

折々の感動、思いをスケッチと作文で

今は♪もう秋♪

2012年10月14日 20時28分10秒 | スケッチ

10月も半ば近く、ようやく秋の気配が感じられるようになり、秋の景色が眺めたくなりました。

12日(金)、地下鉄で行ける範囲で・・・と思い巡らして・・・本郷駅から歩いて行ける猪高緑地を目指して出発。

東名高速名古屋インターの沿いの脇道を15分ほど歩いて、高速道路下のガードをくぐり抜けると、猪高緑地です。

かつては、なだらかな丘陵地と芦や蒲の生い茂る湿地、小さな流れの中には芹が自生している場所でしたが、数年前、地主さんから名古屋市に寄贈され、名古屋市立の猪高緑地公園として整備されました。

その入り口に、黄金色に実る稲田。
立てられた看板に「上社小学校○年○組」 と記されていました。
小学校の体験学習用稲田らしいです。
車がびゅんびゅん走り通る高速道路を背に、のどかな稲田をスケッチして来ました。

13日(土)、早朝5:30起床。
東の空を見ると、細い細い三日月と明けの明星・金星が輝いていました。
やがて日が昇り、月と金星は朝の光の中に薄れていきました。

すごく感動的だったので 「明日の早朝見て下さい」 と、ReikoセンセイTommyセンセイにお伝えしたのですが・・・今朝14日は見られませんでした。
今日は新月、月は出なかったのです。センセイ、ごめんなさい。

午後、隣家のWakaさんの華道展に伺い作品をを拝見、お抹茶を一服頂戴して来ました。
華道にはうとい私ですが、説明をお聞きすると、なるほどと理解が深まります。
日本人の美への感覚をtheory化、technique化したものですね。もちろん個人の感性が大きく影響しています。

帰路、行きつけの美容院で髪を切ってきました。
担当の美容師さんは、手際良くセンスの良い人。乱れた髪の整髪以上の満足感を与えて呉れます。
仕事はかくあらねばと、自分の仕事の教訓にしなくては。

昨日のNHKラジオで気になる報道、福島の河川の鮎から高濃度のセシウム検出。
鮎は年魚と書くように、一年で寿命を閉じます。
去年、セシウムに汚染された鮎がいたことは仕方ないとして、今年の鮎から放射性物質が検出されたということは、鮎が食べる川底の藻類が汚染されているということ。

自然界を広く汚染した放射性物質の除染が如何に困難であるかを物語っています。
子、孫、人類の未来を考えて、人知で制御できない原発からは手を引くべきです。

民社党も頼りなく期待外れだけれど、かといって自民党の主なる人は原発推進論者ばかり。

そんな筈はない!良識を持った政治家もいる筈!と期待している国民の要望に応えて下さい!!









暗雲

2012年06月20日 00時24分13秒 | スケッチ

17日「かこう会」6月例会は敦賀市の杉津(すいづ)、敦賀湾東海岸の静かな漁村。
夏は海水浴客で賑わうらしいですが、この季節は釣り客がちらほら。
漁を終えたイカ釣り船の集魚灯がきらきら輝いていました。
砂浜にはハマヒルガオが群生し、一つ二つ、花が咲き始めていました。
対岸は原発銀座。福井県には15基の原発が若狭湾沿いに立ち並び、小浜湾の岬には大飯原発があります。
福島事故のあと、新たなエネルギー政策を考えようという世論が高まっているなかで、安全策不十分なまま再稼働を安易に決定したことに不安を感じます。

海は明るく輝いていましたが、原発のある方角からは暗雲が漂っていました。

17日の朝刊第一面「それでも原発にたよらず」という論説主幹・深田氏の論説は、国民の良識を代弁していると共感しました。

中日新聞、日本中の人に読んでほしいです * ^-^ *

上弦の月

2012年05月30日 22時58分20秒 | スケッチ
お隣のWakaさんから北海道直送のアスパラガスを戴きました。大急ぎでスケッチして、そのあとチンして食べました。美味しい!元気のもとが身体中にゆきわたる感じです。

昨日は、朝は快晴、夕方は雷雨、そして夜は雲の切れた空に明るい上弦の月。

月は、新月→三日月→上弦→満月→下弦→新月へと27日間で満ち欠けを繰り返しています。(藤井旭の天文年鑑・2012年版)

上弦の月は日没頃、南の空に右半分が輝いて見え、真夜中に弦を上にして沈む月。
下弦の月は日の出に昇り(昼の月)、左半分が輝き、月の入りには弦が下方になります。(広辞苑)

♪上弦の月♪ 吉田拓郎さん、太田裕美さん、夏木まりさん、V6さん、SAYAKAさん・・・多くの歌がありますね。
半分輝くと見るか欠けたと見るか、思いはさまざま。昨夜の私は半分欠けた月をさみしい思いで眺めていました。

日本中を沸かせた金環食からもう10日近く経ちました。
芸術的な観測写真をあちこちで目にすることが出来、科学的な説明や文学的な感動の言葉も語り尽くされていますが、私の性能の悪いカメラと拙い腕で撮った写真をご披露します。

場所は、太陽通過地点真下の潮岬、最高スポットです。

前夜、大阪を深夜バスで出発、夜明け頃、潮岬到着。
本州最南端、岬の広い芝生にはすでに大勢の人が、カメラの三脚を用意して日蝕の始まりを待っていました。時間つぶしに岬の先端から海をスケッチ、この先はオセアニアか南米か。
6時17分過ぎ太陽が欠け始める。日食眼鏡で位置を定めて片手でシャッター。金環は完全な形で見えましたが、写真は撮れず残念。そのあとの写真がこれ。写真は不出来ですがこの目でしっかり天体の大スペクタルショーを見ることが出来ました。

自然の壮大な姿に触れるたび、この小さな地球の上で、せっかく生命を授かった人間が、争ったり、憎しみあったり、自分の住んでいる地球を放射能や有害物質でで汚したりしていることのおろかさを感じます。

美しい福島のいくつかの村を人の住めない土地にしてしまい、メルトダウンした核燃料も回収できず、汚染水もたまる一方の中で、目先の利潤を求めて、原発再稼働の動きが進められています。
電力不足を錦の御旗のように掲げ、世論を誘導しようとしていますが、福島第一原発事故で使われている膨大な国の費用、つまり私たちの税金を再生可能エネルギー開発に使ってほしいです。

27日の中日新聞の社説をはじめ、中日新聞の特集は、問題を考える上で大変参考になります。

中日新聞さん、がんばってね!そしてドラゴンズもがんばってね!










愛岐トンネル群ウォーク Ⅱ ミッチーさんの絵

2012年05月11日 12時59分05秒 | スケッチ
今日はミッチーさんにお願いして、絵を載せさせていただきました。

「かこう会」4月例会のあと、ミッチーさんから愛i岐トンネル・春の特別公開のことをお聞きして、小輝さんも私も行きたいねと話し合っていましたが、特に日程など決めませんでした。
27日、ぶらりと出かけてみると、最初のトンネルの前で、ひと巡りしてきたミッチーさんに出会いました。
次のトンネルの前で小輝さんに出会いました。

その夜、小輝さんのブログを見ると、もうその日のスケッチが載っていました。
私も描いたトンネルと大エノキです。
そのあと、ミッチーさんのスケッチブックを見せてもらうと、同じくトンネルと大エノキ。

感動するところは同じだったんだねと、これまた感動!!


小輝さんの絵は「小輝の水彩部屋」を検索して下さい。すてきな絵とおしゃれな語りに魅了されます。






移らう月をいつとか待たむ

2012年05月07日 22時07分53秒 | スケッチ
一昨夜とその前の夜、スーパームーン見事でしたね。
NASAによると、楕円形の軌道を描く月が地球に最も接近するタイミングで満月になると、最も遠い時より大きさが14%、明るさは30%増すということです。
満月の昨夜は、墨の様な黒い雲に隠れたり出たりでしたが、十六夜の今夜は厚い雲にすっぽりおおわれて何も見えません。

このところ、三つ映画を見ました。それぞれ面白かったので、一口感想を書きます。

アーティスト : モノクロ、サイレント効果を極上に生かした映画。ストーリーは無声かららトーキーに代わる時代、よくありそうな話だけど、やはり泣けた。

テルマエ・ロマエ : 日本のお風呂文化と古代ローマを時空を超えて結んだ映画。考える人のポーズとか、銭湯の広告とか声をあげて笑ってしまうシーンふんだん。原作者がヒロイン風狂言まわしの役で出ているところが面白い。

昼下がりの恋、ローマ :三つのオムニバス、さすがイタリア映画。くすくす笑ってしまう場面も多かったが、哀しい話。主人公が男性だから他人事のように気楽に見られたのかな。女性だったらシリアス。ファッションも豪華だしPC電話も普通みたい。経済が破綻している国とは思えない。


スケッチは、中川区の映画館近くです。

ネット予約していけば良かったのに、朝一番なら大丈夫かと早々と家を出ました。地下鉄終点からバスに乗り換え、はるばる辿り着いた映画館のチケット売り場は長蛇の列。私の前で次回上映分販売となってしまい、3時間近く待つことに。

知らない町は好きなので、この機にと映画館周辺をぶらぶら。

三日月橋と言う素敵な名前の端の下は、不法投棄のゴミがいっぱい。向きを変えて道路からちょっと中に入ると畑があって、そこでねぎぼうずを描きました。もう少し行くと、用水路沿いに早苗が植わっていました
気がつくと、上映時間ぎりぎり。急いで映画館に戻り、それからはゆっくり映画の世界に浸りました。

往きは路線案内で調べて行ったのでスムーズでしたが帰路はバス停で待つこと30分。
映画館はあんなに満員だったのにバス停からの乗客は私一人。不思議?

一日がかりの大旅行でしたが、初体験がいろいろあって面白かったです。