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スケッチは、先月旅行した上五島の矢堅目(やがため)。
奈摩湾の入り口にそそり立ち海上航路の目標であるとともに、古くから外敵見張りの砦となっていたという。 沖は東シナ海。
私の居る場所は、「やがための駅」という製塩工場。
満潮時のきれいな海水をくみ上げて、大きな釜で一昼夜かけて煮詰めて塩の結晶を取り出すという。
工場の周りは燃料用の薪がごろごろ。
上五島(新上五島町)の人口は約2万4千、キリスト教徒は25%程。 29の教会が現存し、島のいたる所でカトリック教会が目に入る。
これらは明治6年の禁教令廃止以後、建てられたもの。西欧の教会にひけを取らない風格と日本ならでは美しさが調和。
キリシタン弾圧時代、隠れキリシタンとして信仰を守ってきた人々は禁教令廃止以後、ローマカトリック教会に属するようになったが、それに属さず、潜伏時代の信仰にとどまって居る人々を現在は「カクレキリシタン」という、とガイドさんの説明、(このことは始めて知りました)。
さて、話は変わって、昨日感動したことの報告。
昨日は、恒例・学区の夏祭り、盆踊り大会、 小学校の運動場で開催。
朝からやぐら組み、提灯飾りつけなど町内総動員で準備。
赤い夕陽が体育館の屋根の向こうに沈む頃から、浴衣を着た子供たち、家族連れが次つぎと集まって来て、模擬店は大繁盛。
もちろん、業者ではなく町内の委員会、子供会・学童保育のお父さん、お母さんたちのお店。
みたらし団子、焼きそば、フランクフルト、冷菓、飲み物などなど、行列の出来る賑わい。
校庭の隅にゴミの分別回収コーナーを設置、そこが私の分担。
みんな、食べ終わった容器、袋を持て来て分類しながら捨てに来ます。
「これはこっち、これはあっち」と分けるのを楽しんでいるみたい。 (高校の生物の授業で、種の分類とか、楽しかったよね)
炭坑節から郡上音頭,名古屋囃しと続いた踊りの輪も終わり・・・
お祭りが終わった後の後片付けは大変だけど、男性軍の大活躍でおおかた終了。
最後に校庭を見回ってみると、ごみはほとんどと言っていいくらい落ちていません!当たり前だけど!!すごいよね!!!