東海地方は4日に梅雨入り。
今朝は夜半の雨のしずくが木の葉に残っていましたが、日中は薄日が射したり小雨がぱらついたり。
気温は24℃、過ごしやすい一日でした。
庭の生きものたちはみな元気です。
アルストロメリアは、もう1カ月以上咲き続けています。
この花の偉いところは、はらりと散り落ちるまで美しい色と形を保っていること。
桜もそうですが、枝先で萎れた姿を見せることがありません(見習いたいです)。
5月6日、卵から孵ったオタマジャクシたちは1カ月後に後ろ足が生え、前足が生え、尾が消えて、昨日、小さいながら立派な蝦蟇の姿になって、1匹づつ池から飛び出して行きました。
アオスジアゲハは4週間の青虫時代を過ごし、蛹になって12日目に蝶に変身です。
毎日、身近なことに感動して過ごしていますが、最大の感動は5月21日福島地裁の大飯原発運転差し止め判決です。
昨日のNHKのニュース
2014年6月10日放送 5:00 - 6:30 NHK総合NHKニュース おはよう日本(ニュース)
「東京電力福島第一原子力発電所2号機で、溶け落ちた核燃料があるとみられている格納容器内部の水位がおよそ30センチと、これまで考えられていた半分程度であることが分かった。内部の温度などから核燃料は安定して冷却できているとしているが、すべて水につかっているかは分からない。格納容器の損傷か所を補修し、水を満たしたうえで、核燃料を取り出す計画で、東京電力は核燃料の状況や圧力抑制室の具体的な損傷か所を詳しく調べることにしている。」
つまり、福島の事故はまだ何も手がつけられず、何も収束していない状況。、大飯原発の再稼働を止めることは最善の判断と思います。
感動したのは、判決文の格調の高さです。
一部を引用すると
人格権について 「個人の生命、身体、精神および生活に関する利益の総体である人格権は憲法上の権利であり、これを越える価値を他に見出すことはできない。」
コスト低減の主張についても 「きわめて多数の人の生存そのものに関わる権利と、電気代の高い低い問題などを並べて論じること自体、法的に許されない。豊かな国土とそこに国民が根をおろしていることが国富で、これを取り戻せなくなることが国富の喪失となる。」
書き写すために読み返していたら涙が出てきました。
この判決文に同感の方は、裁判長に激励の手紙を出しましょう。
はがきに、同感!ありがとう!など一言で良いから書いて、支持している気持ちを表明しましょう。
宛先 〒910-0019 福井市春山1-1-1 福井地方裁判所民事部
裁判長裁判官 樋口 英明 様/裁判官 石田明彦 様/裁判官 三宅 由子 様