広島69回目の原爆の日。
松井市長は2014年の平和宣言で、
「絶対悪」である核兵器廃絶をこの世から無くすためには、
脅し脅され、殺し殺され、憎しみの連鎖を生みだす武力ではなく、人と人のつながりを大切に、未来志向の対話ができる世界を作らなければならないと世界に訴えるとともに、
日本国憲法の平和主義のもとで69年間、戦争をしなかった事実を重く受け止め、今後も平和国家の道を歩み続ける必要があると政府に求めました。
今も世界のあちこちで爆撃・銃撃戦が行われています。
戦争とは、兵隊さんと兵隊さんが戦うのではなく、生活の場を破壊され、殺されるのは子どもを含めた市民です。
どうしてこんなことが繰り返されるのでしょう。
記憶が定かでなく申し訳ありませんが、半年ほど前の中日新聞のコラムでこんな記事を読んだことがあります。
元ナチス高官曰く
「国民は戦争を望まない。しかし決めるのは指導者で、 国民を引きずり込むのは実に簡単だ。外国に攻撃されつつあると言えばよい。それでも 戦争に反対する者を、愛国心がないと批判すればいいい」
なにか今の世に当てはまりそうで心配です。
スケッチは和歌山の親戚から送って貰ったヴァレンシアオレンジと、お隣の方が日本海から獲ってきたサザエです。
山の幸と海の幸、丸っこい形とごつごつした形、たのしみながら描きました。
おまけは、今朝庭の水槽に卵を産みに来たトンボ。かなり大きくて後翅の付け根がまっくろだったから、オオシオカラトンボかな。