12月21日の早朝、私の猫専用供養碑がある、ペット霊園ニルバーナ敷地内で、
長年、暮らしていたシロ君が霊園内の、お庭で死んでいたそうです。
まだ少しだけ温かみが残っていたそうです。
可愛がってもらっていた、職員さんが来るのを待っていたのでしょう。
痩せることもなく、穏やかな顔。突然死ですね。猫の突然死は多いのです。
朝一に職員さんからのメールでお知らせを受け、涙が自然と湧きました。
猫の看取りを多く経験しているので、最近では、人も猫も死で泣くことが無くなり、
淡々として気持ちで、別れを受け止めるようになっていたのですが、シロ君には泣かされました。
どうしてか。それは数日前のお墓参りの時、シロ君と話をしたからです。
もうシロ君とは長い付き合い。私がお墓の掃除をしていると、どこからか来て、
挨拶してくれます。お土産のオヤツを上げるのが習慣だったのです。
2022年12月16日のお昼。死んだ愛猫お豆が夢に出て、急ぎお参りした日。
無視するシロ君
シロ君は霊園を守るボスでした。新しい猫が来ると、喧嘩し追い出す。
頬が膿んで血が出たのは、数えきれない回数。もちろん去勢済み。
お腹に歯型のような小さな穴が、ついていたこともありました。
私が想像するのは、タヌキとかハクビシンとかとも戦っているのではないか。
とにかく心配が絶えない子でした。人に対しては媚びることなく、でも穏やか。
ご飯を食べたら、どこかに行くタイプ。霊園内には、温かな寝床も設置してありますが、
そこで寝ているところを、私は見たことはない。いつもお庭の真ん中、陽だまりでマッタリしていました。
死んでいた場所も、その場所とのことでした。シロ君を保護することは、ずっと悩んでいました。
シロ君のように、外で堂々と生きている猫を、部屋に閉じ込めて飼育する事が良いのか悪いのか。
保護活動を継続していた私には、常に有る課題です。
猫の幸せな生き方は何か。自由のある外か。自由はないが、空腹も寒さも危険もない室内か。
両方試しはできないので、猫の生きる道を選択するのは人間。
結論は出ています。猫の性格によるのです。
これがシロ君の最後の写真となりました。撮影しながら後ろ姿を見て、この子は外が好き。
重病で倒れた時には、保護をする。そう決めたばかりでした。
バイバイ!シロ君。いい人生(猫生)だったね。お疲れ様でした。
あなたのことは忘れないよ。
シロ君を愛し頼っていた、茶シロのママちゃん。シロ君はママちゃんを守っていた。
昨日の夕方、シロ君とのお別れに行ったときに職員さんに、お願いしました。
ママちゃんだけは、保護させてください。ママちゃんは一匹では生きていけないから。
ママちゃんも13歳は超えています。最近、お口が痛くて投薬で食べることができているだけで、
もう長くはないと思います。1日も早い保護を希望します。
猫は寂しいと死にます。何度も経験してます。
最後のツーショット。
私の中のベストショット。シロ君ありがとう。
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