昨年の9月に、ステージ4の胃がん(余命半年)と診断された時から考え続けたことは、猫の飼育をどうするかでした。自分の死後、猫の世話は誰がするのか。できるのか。自分が癌になるとは想像もしていなかったので、短期間で真剣に考えました。
私の問題解決方法は、常に自問自答。長文になるので箇条書きにします。
1、まず「自分がどうしたいか」の基本を確認。
「保護した猫は、最後まで責任を持って飼育する」。私の飼育する猫は、高齢猫と人馴れしていない猫が多いので、譲渡は考えてはいません。この考えは、癌になる前も後も変わりません。自分の経験上での理由ですが、人慣れしていない猫は、飼育環境を変えることで短命となるからです。
2、「私抜きでも飼育できる方法」を考えました。
猫に対して、こだわりが強過ぎる自分が一人で行ってきた飼育を、人に任せる事ができるのかどうか。(急死したら、そんなことは言ってられない。)多頭飼育は辛い仕事です。終わりのない掃除と、頻繁に起こる看取り。そして飼育には休みが無い。労働に見合う報酬も無い。30匹以上の飼育は経験が無いと難しい。資格を持っている飼育のプロならば可能かもしれないが、プロを雇用する、お金は無い。
3、昨年の10月に緊急入院した折には、これまでの人脈で、なんとかなりました。一人ではできない飼育も、複数の人数がいればできるかもしれない。それも少数精鋭がベスト。飼育は「ボランティアの力を借りよう!」。そう結論を出しました。
4、一番に重要なシェルター運営費用は、猫の頭数が減るまで現状維持(寄付に頼る)を保つ。支援者に不安を与えないよう、飼育のシステム(5年計画)を作り公開する。
*システムの詳細は次回に書きます。
癌告知を受けた後すぐに、READYFOR継続寄付型プロジェクトサポートセンターに連絡を入れ「福田が急死した場合に現状維持ができるかどうか」の問合せをしました。
回答は
シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。
現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。
支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。
3月分(4月25日受取)は190、608円です。
シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。
フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。