夫婦別姓推進求める、埼玉県議会が意見書
埼玉県議会は2日、選択的夫婦別姓制度についての意見書提出を求める請願と、同制度の導入に向けた国会審議の推進を求める意見書を無所属県民会議以外の賛成多数で採択・可決しました。
同請願は当初、選択的夫婦別姓制度の法制化の意見書提出を求める請願でしたが、自民党から法制化ではなく国会審議推進を求める内容であれば採択に応じるとの提案があり、請願提出者が事前に調整した上で採択されました。
日本共産党の柳下礼子県議団長は「ジェンダー平等を求める運動やフラワーデモなどによって世論が前進する中で自民党も可決せざるを得ないところまできました。共産覚が国会内外でジェンダー平等を主張し続け、世論をつくってきたことの成果だと思います」と話しています。