さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

夏の妄想 ~風鈴~

2009年08月20日 | ◆まち歩き・町並み・カフェなど

仕事中、海野宿内を歩いていたら

ガラス工房橙さんで風鈴がたくさん売られていました。

とても涼しげです@@

Img_0925

しかし、この夏の風物詩の風鈴、、

なーんで涼しげに思えるのか、、

ふと気になりはじめて

少し妄想にふけりました

  

風鈴自体に風を起こす機能はないし、

むしろ風を受けることによって

初めて風鈴本来の仕事をしているものです。

風を受けている風鈴自身が、「涼しいわぁ」と思うのは

わかるけれど、それを見て、聞いて

涼しくなる人間の心。。。

  

うーむ

  

 

少し眺めていて感じたことは

  

風鈴とは、「涼しさ増幅装置であるのだな」

  

人間が涼しいーーと思うのはやはり

暑い中でも風が吹いていること@

単純に涼しいですもんね。

その時風鈴は 風が吹けば、風に揺れ、ちりんちりん

と音を立てる。

つまり、風鈴が揺れ、ちりんちりんと鳴ることによって

人は風が吹いていると感じることができるわけですよ@

  

風鈴がなければ風が吹いているということを

ただ肌で感じるだけ、「触覚」に

訴えられているだけの行為を

  

風鈴があることにより、

風鈴が風で揺れているのを見る「知覚」、

また、揺れることにより生じる

ちりんちりんという音を聞く「聴覚」

にまで訴えられている!?

  

つまり風が吹いているという事実を

人間の感覚3つに

訴えることができる装置、風鈴!

ということは風鈴があることにより

3倍涼しいのである!!!

  

違うかっ

  

と、まぁ妄想はここまでにしまして

風鈴の音に

下駄のカランコロン

夏に聞こえる音は

風情があるし、心の中にすぅっと

沁み渡りますよね

(k.f)

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コメント
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