仕事中、海野宿内を歩いていたら
ガラス工房橙さんで風鈴がたくさん売られていました。
とても涼しげです@@
しかし、この夏の風物詩の風鈴、、
なーんで涼しげに思えるのか、、
ふと気になりはじめて
少し妄想にふけりました
風鈴自体に風を起こす機能はないし、
むしろ風を受けることによって
初めて風鈴本来の仕事をしているものです。
風を受けている風鈴自身が、「涼しいわぁ」と思うのは
わかるけれど、それを見て、聞いて
涼しくなる人間の心。。。
うーむ
少し眺めていて感じたことは
風鈴とは、「涼しさ増幅装置であるのだな」
人間が涼しいーーと思うのはやはり
暑い中でも風が吹いていること@
単純に涼しいですもんね。
その時風鈴は 風が吹けば、風に揺れ、ちりんちりん
と音を立てる。
つまり、風鈴が揺れ、ちりんちりんと鳴ることによって
人は風が吹いていると感じることができるわけですよ@
風鈴がなければ風が吹いているということを
ただ肌で感じるだけ、「触覚」に
訴えられているだけの行為を
風鈴があることにより、
風鈴が風で揺れているのを見る「知覚」、
また、揺れることにより生じる
ちりんちりんという音を聞く「聴覚」
にまで訴えられている!?
つまり風が吹いているという事実を
人間の感覚3つに
訴えることができる装置、風鈴!
ということは風鈴があることにより
3倍涼しいのである!!!
違うかっ
と、まぁ妄想はここまでにしまして
風鈴の音に
下駄のカランコロン
夏に聞こえる音は
風情があるし、心の中にすぅっと
沁み渡りますよね
(k.f)