長野市の土蔵再生工事の現場です。
仕上げの色をそろそろ決めていく段階になりました。
設計段階である程度、仕上げは決めていますが、
工事見積りに影響の無い範囲
(いわゆる同等品扱いになる物)
の中から、
いくつか候補となるサンプルを取り寄せて
最後は現場で、実際の空間を見ながら
お施主さんに色サンプルを確認してもらいます。
こちらは台所となる部分です。
天井は、和紙クロス(玉紙)で
壁の一部は、モザイクタイル(三協製陶)で、
他の壁は左官仕上げの わらスサ入りカルクフィール(プラネットジャパン)です。
タイルを選ぶ際、
ちょうど良くタイルが割り付けられるように設計するのですが、
真壁(柱の見える壁)の場合、
柱間という制約の中で
いかに綺麗にタイルを張り付けるか
とても神経を使います。
必然的に、タイルが綺麗に割りつけられる寸法の
商品を選びがちになりまして、
その一つが三協製陶のタイルなのです。
このタイルの寸法は
中途半端(?)な23角の3㎜目地なのですけど、
これが真壁には割と上手くいくのです。
ので、ここ最近
このタイルを良く使っています
今回、決定した仕上げはこちら↓
(うちの玄関のいろんな物も
一緒に写ってしまってますが )
奥に写っているタイルが
若干、まだ検討中ではあるのですが、
先日、若い作り手さんにお願いした手づくりタイルです☆
月曜日から床暖房の施工が始まるとのことで、
現場が綺麗に片付いて
まだ廻縁や巾木は付いていませんが
こんな感じになってます。
皮のついていた丸太梁、
そして虫食いの跡が無数にあった梁でしたが、
見事、お施主さん自らサンダーかけをして
なんとか綺麗になりました
お施主さん、頑張りましたデス。
現場にはどんどん(?)材料が搬入されてます。
最近、これもうちの定番の仕様と化している
タモの無垢板の階段材。
側板、踏板、蹴込板、全てタモ材です。
贅沢だと言われんばかりですが、
できるだけ通常より安くお施主さんに出せるよう、
仕入れまでいろいろと工夫しています。
こちらはトイレのカウンター用のタモ材。
こうやって、どんどん現場が進行していくので
また断熱材の話が書けなくなってしまう~(焦)
さて少し話は変わりますが、
お施主さんのお子さん達と
すっかり仲良くなった5歳息子。
いつもいつも息子がお施主さん宅にお世話になっておりまして、
働く母としましては、ご理解あるお施主さんに
本当に感謝です!
子供達はというと、田んぼにいる おたまじゃくしを
すくって遊んでいました。
楽しそう~
(k.m)