只今、長野市の古民家再生の設計(実施設計)の最終段階。
より詳細な部分を確認するために
先週2日間に渡り、再度測量へ行って参りました。
私共は、設計の段階に応じて
何度も、古民家の測量をします。
こちらはこれで4度目の測量です。
今回は、外観(立面)を中心に測量しました。
梯子に登って測量してましたら、
ご近所の方が心配して声を掛けて下さったりします
さて、この日は、お天気も良く
測量日和でした。
お昼は、皆でたまには美味しいものでも と
小布施にあります竹風堂の栗おこわを食べに行きました
秋になると、食べたくなる栗。
竹風堂の栗おこわには、たっぷり栗が入っていて
期待を裏切りません。
やっぱり美味しかった☆
測量の格好をした私達が、
小布施を訪れている観光客に紛れながら
竹風堂でお昼ゴハンって
なんだかなー って感じでしたけども
気にしない、気にしない
さて、
次の日も引き続き測量をしまして、
使える建具をチェックしたり、
ガラスが割れている、いない、等もチェックします。
こういう細かいことも、実施設計には必要なのです。
そうしませんと、ガラスの交換などの指示を
図面に描くことが出来ませんし、
図面に記載されなければ、当然、
工事の見積もりにも反映されません。
新築と違って再生工事では
解体してみないとわからない部分や、不確定な要素が多く、
工事着工後に、
工事内容や設計の変更を余儀なくされ、
増額工事になってしまうことがあります。
出来るだけ、そのような事態にならないように、
事前に予測できるものは予測出来るようにと、
私達は何度も測量しているのです。
あとは、出来るだけ建設コストを抑えるべく、
使える建具は出来る限り
使いたいと考えておりまして、
建具1本1本まで採寸します。
こちらは、とても雰囲気のある上雪隠。
腐朽がひどく、解体を予定していますが、
「御手洗」の建具は使おうと思っています。
さて、
年内着工に向けて、
これから予算調整という難関が待ち受けていますが、
まとめていきたいと思います