北海道の実家(北見市)へ帰る途中
白老町にあるアイヌ民族博物館へ立ち寄りました。
アイヌ語で「チセ」と呼ばれるアイヌの伝統民家の復元家屋群。
こちらは「ポロチセ(大きな家)」と呼ばれる家屋の内部。
囲炉裏の正面に見える窓は「神窓」で
神様が出入りされる神聖な窓なのだそうです。
ですから
神窓と炉の間は神様の通られる神聖なところで
足を踏み入れてはいけない、と
言われました。
また囲炉裏には夏でも火が入れられており、
火を絶やさないとのことでした。
壁や床に敷かれているゴザは
ガマで織られたもので
その質感は厚みと柔らかさがあり
とても良い感じのものでした。
北海道の冬の-20℃以上にもなる極寒地で
アイヌの人達が当時、
このようなチセで寒くなかったのだろうかと思ったのですが
後で調べてみると
非常に興味深い記事を見つけました。
エコハウス研究会HP「外断熱の地中熱活用住宅」
宇佐美智和子:アイヌの伝統民家『チセ』
これは寒冷地における住まいを考える上で
非常にいいヒントになりそうです!
さて、博物館内には
あのソフトバンクで有名になった北海道犬も飼われておりました
(私はアイヌ犬と呼んでいましたけど)
めっちゃ可愛い~
北海道旅行記まだまだ続きます。