気がつけば (最早さいふうさいブログの定型文ですね。)
望月宿の古民家改修計画、前回のプランご提案から半年も経ちました。。。
月日が経つのは本当に早いものですネ。。。
庭先のドクダミ。今年は何故か八重の花がちらほらと。突然変異か何かでしょうか。
2月からあれやこれやと、いろいろなお役目(?)に奔走していた私達。。。
(殆どが主人のお役目ではあるんですけど、、、我が家も協力することイロイロあり)
5月下旬にやっと一段落し、晴れて仕事に集中できるようになりましたので
私は事務所に引き籠って
半年前に打ち合わせした内容を訂正して
設計概算見積もりをまとめ
5月末に半年振りの打ち合わせをさせてもらいました。
こんなスローペースで、、、いつもお施主さんを待たせっぱなし・・・
本当なら催促されて怒られてもおかしくないのに、
半年振りの打ち合わせでも、お施主さんの温かい笑顔に迎えられ
本当に有難い事です
実はこの計画、
既に工務店さんによって2年前くらいに外壁周りだけ先に改修工事が為されております。
お施主さんよりお問合せ頂いた当初、直ぐに設計に着手出来る態勢では無かったため(今もその状況は変わってませんが)
お施主さんは取り急ぎ外壁や屋根の改修は工務店さんに工事を依頼され、
内部の生活部分の改修は私共に依頼して下さったのでした
というのも、最初にお渡ししたパンフレットをご覧になって
台所周りの設計事例をとても気に入って下さいまして ↓
2010年竣工 土蔵を住まいに再生した事例
古民家改修工事とはいえ、お施主さんにとっては新築ではなくても始めての家づくりになりますから
せめて台所周りくらいは素敵にしたい!という奥様の願いもありまして
設計の順番が回ってくるまで待っていて下さったのでした
ですから、ここは奥様の期待を裏切らないよう、
古民家ならではの空間を最大限活かし、
3人のお子さん達のスペースも盛り込んで
家族みんなの気配と神様を感じながら過ごせるダイニングキッチンなんて
どうでしょう!
と、ご提案しました。 2案程ご提案しまして、その折衷案でまとまりました。
さらに
寒冷地での寒さ対策、暖房方式、断熱改修、などなど
総合的にここまではやった方が効果がある!
という仕様もご提案。
ここまですると、最初はどうしても予算オーバーな案になりがちなので
一旦、理想的な計画案に対して、設計概算見積もりを出し、
いつもなら予算オーバーな事をこの時点で把握をして内容を変更調整する、
という手順を踏んで設計を進めているんですが、
今回は、
ほぼ設計概算見積もりの内容でOKなお返事を頂きまして
理想的な案のまま妥協をせずに計画を進められそうです
という事で、長らくお待たせしておりました望月宿の古民家改修計画、
内容と方針が大体決まりましたので、これから急いで書きかけの図面を終わらせて
着工の準備を進めたいと思います☆