スタッフS君が11月にココ長野県東御市へ移住してきて
栖風采に12月から勤める事になりましたが、
あまりに急な展開だったので
S君も我々も何も準備が出来ていませんでした
元々S君は、そこそこな都会?に住んでいて車を所有しておらず、
一方、海野宿のあるここ東御市では、とても車無しでは不便過ぎて暮らせません
そこで急いでS君は中古車を見つけて12月に購入したものの
納車が昨年末に間に合わず1月5日という事に
その中古車販売店は諏訪にありまして
東御市から諏訪まで電車で行こうとしてたS君でしたが、
電車だと非常に遠回りになるので
私が車で彼を諏訪まで連れて行くことにしました
折角のお正月、ただ諏訪まで連れて行くだけではつまらないので
どこか見学しようと思い立つワタクシ
そうだ!
まずは諏訪大社にお参りにいきた~い!
S君は、(しょ、所長が行きたいのなら)僕も行ってみたいです
な感じで私に付き合ってくれました!(笑)
ちなみにうちの旦那はこの日は町内会の新年会でした
息子は今年は高校受験生
合格祈願に諏訪大社へ行こうか!って誘っても
全く行く気無し
家に引き籠ってゴロついている
まぁ、年頃的に仕方ないかなと息子を連れ出すのは諦め
私はS君と二人で諏訪へ~
わーい
S君とデートだ
まずは諏訪大社下社秋宮へ立ち寄りました。
神楽殿(天保六年 1835年 立川和四郎二代目富昌)
この注連縄は、出雲大社の注連縄と同じ形式ですね。
出雲大社のしめ縄について、以前ブログに書いた事あります。
2015.9.3 島根へ~2015年 弾丸家族旅行♪ その3~しめ縄と埋没林
幣拝殿(安永十年 1781年 立川和四郎初代 富棟)
そのビニール、、、折角の建造物がビニールで台無しで、非常に気になりますが、、、
初詣の時期でもありますので、仕方ないと言えば仕方ない、、、
参拝の後、建造物を見学したかったのに、このビニールですっかりその気持ちが萎えてしまう、、、
凄い彫刻、立川流という事で、もっとじっくり見たかったです。
時期を変えて、いつかまた訪れたいですね
さて、自動車の納車時間までまだあります
秋宮の近くに万治の石仏があることまでは下調べしておりました(笑)
で、S君に
石仏を観たい~!とお願いする私
私があれ見たいこれ見たいになると、時間をすっかり忘れてしまうので
事前にS君には、タイムキーパー宜しくね!と伝えてあります(笑)
S君は秋宮から石仏までの時間を調べてくれて
行けそうだと判断☆
ヤッター
しかも石仏は諏訪大社下社春宮のすぐ隣!
じゃ、春宮もお参りしよう!
諏訪大社下社春宮
神楽殿
幣拝殿 (1780年 宮大工村田長左衛門矩重 )
春宮の方は、参詣用の看板等あまり無くて
建造物が美しく見えます。
こちらも凄い彫刻です。大隈流。
腕木は牡丹の彫刻でしょうか
振り返って、参道から鳥居をみると、奥に橋がありました。
下馬橋
こちらのしめ縄も立派!
そして、
春宮の境内から浮島社を通り、万治の石仏へ。
万治の石仏
「よろずおさまりますように」と念じながら三周しました。
S君の体調の事も念じながら
そして私自身もここ近年、ぎっくり腰ばかりやってますし。
造形にとても惹かれます
背中にも惹かれます
さて、ところで時間は大丈夫なのか
私の事前計画では、秋宮を参詣して、片倉館を見学しつつそこで昼食をとって、それから自動車の納車、という段取りでした。
のに
春宮と石仏を途中に追加してしまいましたので、時間が心配(笑)
取りあえず、この時点ではまだ午前11時半頃だったでしょうか。
一応、予定よりちょっと押してましたけど、大丈夫そうでした
では次に片倉館へ
昼ちょっと前に到着~
美しいエントランス(会館棟)
石の模様とか気になる!
噴水のモザイクタイルや煉瓦敷きなどに目が行って
なかなか建物の中に入らない、入れないワタクシ(笑)
こうやって、見学が長時間になっていくので困るんですよね
納車時間に遅刻しないように、急いで見学しなくては!
でも、お昼時だったので、建物の見学をする前に腹ごしらえをする事にしました。
浴室棟の2階へあがる階段室
ここの2階に休憩室(食堂)があるのです。
食堂ではS君と二人で信州味噌カツ丼を頂きました♪
食事しながら、休憩室周りを見渡す。
レリーフが凄い。
食事を終えてから、食堂からバルコニーへ出る。
わぁ~
浴室棟のバルコニー。
時間があればお風呂にも入りたいともちょっと思いましたけど
時間がないので、急いで会館棟の見学へ。
会館棟2階にある200畳の大広間!
めっちゃ広い~
天井の名称は?とか、時々S君にクイズ形式で質問しながら見学
この照明、とても気になります♪
さて、こんな感じで慌ただしく片倉館を見学しまして
本命の、S君の車の納車へ!
取りあえず納車は問題は無かったのですが
実はこの日、前日から雪が降ってまして峠には雪が
なのに納車される車はノーマルタイヤ。
諏訪から東御まで帰れるのか
スタッドレスタイヤも実はS君、買ってあったのですけど、タイヤの納品が間に合わず、
結局、ノーマルタイヤのまま運転して帰ってこないといけなくなり
さて困った・・・
必ず峠を通らないと帰れない
ヤバい!
車屋さんも、今日は諦めて出直ししては?と仰る
どうしよう
新和田トンネル経由で帰るか
三才山トンネル経由で帰るか
散々悩んだ結果、
三才山トンネルで帰る事にしたワタクシ。。。
(松本経由、三才山は慣れている道だったし)
トンネルのライブカメラを随時確認しながら
空を見て、
山を見て、
雲を見て、
ギリギリの判断で決行!
S君の命と車を守る運転をしなくては!
最大限の注意を払い、慎重な運転で三才山を越え
なんとか、ノーマルタイヤの車を運転するS君を無事に東御市まで連れて帰る事ができました
私のミッション終了~
これでS君、車で出勤できるようになるし
あー良かった