(10月下旬 峠の紅葉が綺麗でした)
設計中の松本市古民家再生計画。
前回、白紙覚悟の打ち合わせをしたところでしたが
ご予算の見直しをして頂けることになりまして
その後、更に見積もりを詰めておりました。
が
うーむ・・・
ご予算を見直して頂いたにも関わらず
それでもまだ追いつかない。
再度、白紙覚悟の打ち合わせになるかも、という状況。。。
それでも調整案を考え
(焼け石に水みたいな調整案でしたが・・・)
あちこち見積もりを依頼していると
あっと言う間に前回の打ち合わせから1か月も経ってしまっていました。
ま、まずい。。。
補助金の関係もあったので、これじゃ補助金が流れてしまう。。。
しかし、工事を見切り発進する訳にもいかないし
この予算との調整が毎度の事ながら
設計としては辛い時であります。
古民家再生工事と言っても
建物の状態によってその方法はいろいろ。
今回は省けそうな工事がどうしても見当たらなく
一度手をつけたら、あっちもこっちも、という具合。
部分的な工事で済まないため、掛かるものは掛かってしまう、という状況でした。
ずっと事務所に引き籠って頭掻き毟りながら積算をやっていた訳なんですが、、、ようやく見積もりが纏まり
取りあえず、先月末に再度打ち合わせをさせてもらう事にしました。
そこでお施主さんと見積もりを検討しましたが
やはりお施主さんから見ても削れるところが見当たらない。。。
(それでも後で出来る部分は削りました)
もう私の判断だけでは調整不可能な状況だったので
お施主さんに最終判断を仰ぎました。
やるかやらないか、
(のるかそるか、みたいな話ですが、、、いやいやそんな博打みたいな工事にしちゃいかんです!)
一応、対外的にはワタクシ元気に振舞っていましたけど、、、胃が痛ーい感じで
寝ればいろんな人の顔が夢に出てくるみたいな
だったのですが
お施主さんご家族で協議して下さいまして、
なんとっ!調整案の方で進めてOKというお返事が来ました
あー これで工事を現実のものとして進められる事になります!
良かった!
(首の皮一枚つながったそんな感じ?です。。。)
そんな訳で
これから松本の古民家再生工事の着工の準備を致します。
曳き屋さんも気になっていたんでしょうか、
(声を掛けてから随分時間が経っていたので)
現場を再度見に来て下さいました
私もあれやこれでバッタバタなんですけども
着工まであともうひと踏ん張りします