さいふうさいブログ

けんちくのこと、日々のこと、いろんなこと。長野県の建築設計事務所 栖風采プランニングのブログです。

入学を迎えることができて

2011年04月08日 | ◆海野宿での暮らし

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4月6日は

6歳息子の小学校入学式でした

   

昨日から元気に登校してゆく息子の姿をみて、

この入学・登校という日を迎えることが出来て

本当に感慨深いです。

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1年前の今頃、

断固登園拒否だった息子を

なんとか保育園に通わせようと

思い悩む日々が続いていました。

     

一時は、本当に広汎性発達障害

(中でもアスペルガー症候群)

かもしれない、と思い

保育園の先生をはじめ

地域の子育て支援センターの保健士さんや

小児科の先生に随分と相談したものです。

  

そのような中で、

自分でも多少、発達障害について勉強し、

私的にはひとつの結論に至りました。

  

それは

発達障害であろうとなかろうと、 

広汎性発達障害かもしれないと思って育てればいい

 

ということ。

これでだいぶ気持ちが吹っ切れました。

  

それはどういうことかというと

発達障害であったとしても、薬で治るわけでもないし、

どんな状況であれ、

この社会で生きていけるような大人になれるよう、

親として育てていくことには変わりはないし、

実は発達障害であってもなくても、

育て方にはそんなに差がないことに

気が付いたからです。

  

でも、大事なことは

発達障害について周りが無理解であったならば

無意識に子供を追い込むことにもなりかねません。

なのでそこは周囲の人が配慮をしていく必要があります。

私が心がけていたのは、

とても敏感で神経質な息子に対して

丁寧に説明をしながら納得をするように接していく

そして、見守る

ということだけでした。

  

(が、それをやりすぎて、6歳息子は

なんだかえらく理屈っぽくなったような

気がします・・・)

     

最終的には、

保育園の最後の1年はしっかり通えることが出来て、

集団生活にもなじめ、

思いやりももてるようになり、

お友達もたくさん出来て、

相手がどう思うかなど

そういうことも察することが出来るようになって、

ちゃんと

他者とコミュニケーションを持てるように

なっているではないですか。

あぁ、もう大丈夫そう。

これで小学校に通える!

みんなと一緒に机を並べて勉強ができる!

  

小学校の入学前の保護者説明会では

発達障害の子供についての

支援の説明もありました。

今は、1割くらいの割合で、

発達障害の子供がいる

とのこと。

そして、何故か男の子に多いとのことでした。

  

最近の息子の様子を見ていれば

私の心配事も殆ど無くなり、

また、私の祖母に言わせれば

「はしかい子」

だそうで。

いろんなことを先まで見通せているように

見えるそうです。

(むしろ今は祖母の方が

私は心配なことが多いです・・・)

  

そんないろいろあった息子も、

昨日から学校が始まり、

私は胸がいっぱいです。

  

こんな私共の事情を知っている家族はもちろんのこと、

息子が保育園に通わなかった時は

建築現場へ息子をよく連れて行ったので、

息子を知る職人さんや業者さんからも

息子へお祝いの言葉を沢山頂きました。

この場を借りまして、

お世話になった皆様、

本当に有難うございました!

息子は無事小学生になりました

本当に有難うございました!

   

  

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とくまさーん (kaori)
2011-04-08 20:05:55
とくまさーん
コメントいつも有難うございます!
いやー おっしゃる通り
私の方が、子離れ出来ない可能性が高いです。。。なーんて☆
うちの子みたいなのが、案外
ささっと自立しちゃったりしてーなんて思ったりもします。

現場では息子にとくまさんのマスクを頂いたりしたこともありましたねー
いろんなことあったなぁ
と思い出されます。


返信する
kaoriさん!!! (spica)
2011-04-18 18:11:07
kaoriさん!!!
遅くなってしまいました。
息子さんご入学だったのですね。
ピカピカの一年生、おめでとうございます♪
そしてそして…うちの長男も同じようにアスペルガーでは???と思い悩んだ時期があるので、
とても他人ごとではなく、胸が熱くなりました。
私も「そうかも?」と思いながら接してきました。今も「そうかも?」と思っていますが、
高校生位から本人にも自覚させているので、こういう性格と思うようになりました。
大変な事もあるかもしれませんが、意外と子供に楽しませてもらえるような。
とにかく一つの節目、おめでとうございます!
息子さんも、kaoriさんご夫妻も♪
返信する
spicaさん! (kaori)
2011-04-19 11:40:25
spicaさん!
有難うございます!

spicaさんにも同じ悩みがあったのですね。息子さんの記事を以前に拝見して、お母さんに対しての感謝の言葉に、なんて素直な息子さんに育って、息子さんとspicaさんのような親子に、私もなれるといいな、なんて思ってました。
(今、またその時の記事を再度拝見して、涙が出そうになります)

つい最近、うちの息子も、
「赤ちゃんの頃、いろいろ世話してくれてありがとう」
なんて言うんです。
あら?どうしたー?なんて表面ではつくろってますけど、
内心、嬉しくて可愛くて、ぎゅぎゅーーって抱きしめてしまいます。(小さい今のうちしか出来ないと思うので)
親の子離れの方が、本当に心配になってます。。。 

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