(2015.8.14 早朝の鳥取砂丘)
私の夏休みもあっという間に終わりました。
ついでに小5息子の夏休みも18日までで、既に学校が始まっております。
信州の夏休みって意外に短いのですよね。 もしかして北海道並み?
かといって、北海道のように冬休みが長いわけでもなかったりもします。
さて、
今年のお盆は実家北海道へ帰る時間も無かったので
13日の晩に、まるで夜逃げするみたいに家を飛び出して
14,15,16と3日間、なかなか行く機会のなかった中国山陰地方へ家族で弾丸旅行
(しかも宿も決めずに!・・・)
息子も、もう小学5年生。早いものです。
思い出になるような家族旅行を楽しめるもの小学生のうちかな、と思い
私も主人も若くもないのに
かな~り無理して
往復凡そ1785㎞の車の旅をしてきました
今まで何度か北海道の実家へは車で帰省した事がありましたけれども
過去の記事↓
(2012年)
(2013年)
それに比べれば、1785㎞くらい、大したことは無い!
なんて思って出掛けたものの、やはりハードでした。。。
今回、訪れたところは、
1 鳥取砂丘
2 出雲大社
3 石見銀山遺跡、大森銀山伝建地区
4 温泉津温泉、太田市温泉津伝建地区、温泉津焼
5 島根県飯南町 大しめ縄創作館
6 島根県太田市 三瓶小豆原埋没林公園
7 福井県立恐竜博物館
8 石川県白山市 白峰伝建地区 ← 息子が嫌がって結局見れなかった
9 岐阜県 白川郷 ←通りすがり
10 岐阜県高山市 飛騨大鍾乳洞
長野県から、鳥取県→島根県(メイン)→福井県→岐阜県 と無謀とも言えそうな強行スケジュール
息子の行きたいところ(冒険的なところ、恐竜、洞窟など)
私や主人が行きたいところ(歴史的な建造物、伝建地区など)
私だけが行きたいところ(陶磁器関係)
を、ぜ~んぶ網羅すると、こうなりましたデス
取りあえず13日の夜10時半頃、中国山陰方面!という方角だけを決め
特別行き先を決めずに、この海野宿を飛び出しまして
とにかく夜通し運転して行ける所まで行く!
道中、寄れるところを随時調べながらの、ながらながらの旅。
すると、ちょうど翌早朝5時くらいに鳥取砂丘付近に辿り着いたので
一先ず、朝の休憩に立ち寄り、主人は夜通し運転のため仮眠。
私と息子で早朝の鳥取砂丘をのんびりお散歩しました。(↑の冒頭の写真です)
その後は、出雲大社に行ってみたいと出雲へ~。
(宇迦橋の大鳥居)
出雲大社への道のりは、カーナビ頼りに行きながらも、やはり初めての土地ですから車で迷いつつ、
取りあえず大鳥居を見つけたのでその方向へ車を走らせ
気がつけば宇迦橋の大鳥居を車に乗ったまま通過し
さて駐車場はどこぞや?と探しながら走っていましたら、
神門通り沿いにはおもてなし無料駐車場なるところがあちこちにありまして
私達は出雲商工会の駐車場に停めさせていただきました! 有難い~!
一般的に何か大きなイベントでもあれば、空き地や自前の駐車場などが俄か有料駐車場に変貌するところが多いのに、
この出雲大社周辺では土日祝日はおもてなしとして無料で駐車スペースを提供して下さっていて
なんて素晴らしい事なんでしょう
休日やお盆中なんて混雑していて当たり前で、ついその混雑にイライラしがちなのに、
このおもてなしのご厚意に私達の気持ちは一気に晴れやかになり、気持ちよく出雲大社を参拝する事ができました
神門通りには、こんな面白いペイントされたお店?もありました。
私的には嫌いじゃないデス
出雲大社といえば、この 注連縄がやっぱりすごいなぁ。
拝殿にて二礼四拍手一礼。
出雲大社は平成20年4月から平成28年3月まで平成の大遷宮として、
現在もあちらこちらで修理工事が行われていました。
本当はもっとじっくり見学したいところでしたが、
暑さと疲れで息子がぐずり、足早に見て回るだけで精いっぱいでした
こちらは庁舎
(建築家 菊竹清訓氏の設計)
矢羽をモチーフにしたようなレリーフがいい味わいになってました。
こちらの建物は出雲大社境内ではありませんが
ふと目をやると、あれ?
瓦の向きが逆じゃないですか。
この辺の地域ではこの左桟瓦(というのかな?)が結構あってびっくり。
へぇ~
よくCAD図面で、立面図を横着して西面を東面の図に反転して使って、うっかり瓦の向きも反転したまま~~~な図を見た事があります。
コピペ乱用の杜撰な図面はそこかしこで目にするんですが
まさしくこれはその反転した瓦、そのもの!
瓦の逆使いってあるんだーとちょっと感動(?)でした。
さて、この辺で息子の我慢が限界になってきまして
建物の写真を撮っている場合じゃなくなり
取りあえず腹ごしらえ!
出雲そば☆
いつも食べている信州そばとは全然違って、これはまた美味しかったわぁ~
疲れた体に浸み入る美味しさで、生き返りました(笑)
しかし、息子は完全に飽きてしまって
次の目的地(ってまだ決めてないものの)へ向かうことにしました。
折角なので急いでお土産を探していましたら、
こんな気になる凧を発見!
鶴・亀で対になった凧です。
大社の祝凧なんだそうです! こ、これは~~~ うふふ。
息子の名前に「鶴」の字を使っていることもあり
めでたい凧でもあり
むふふ~ 自分用のお土産に一対、連れて帰ってきてしまいました☆
さて、お次はどこへ行こうかしら。
と、車中で考えて、
息子のご機嫌取りのために、やっぱり鉱山でしょう!
という事になりまして
石見銀山へ向かう事にしたのでした
(つづく) ← 続かなかった場合はご容赦!