昨日、龍くんの卒園式がありました。
年少からの3年間。
あっという間に過ぎ去っていきました。
できなかったことが、できるようになり。
できていたことは、もっと上手にできるようになりました。
そうやって、確かな成長を日々感じることのできる充実した3年間だったと思います。
もちろん、できないままのこともあります。
一時はそれが良いことではないと、泣く龍くんに努力を強いてしまったこともありました。
「子供は認められることが一番嬉しい」
この言葉を聞くまで、私は「子供は褒めて育てる」が一番だと思っていました。
けれど、褒めるためには良いことをしなければ、なかなか褒めることができません。
親が持つのは褒めるという意識ではなく、認めるという意識。
「良い悪い」「できるできない」を問う前に、悪いこともするし、できないこともある、そのままの子供を認めてあげることが、子供の安心につながるのだそうです。
認めて受け入れることで芽生える、子供自身の持つ伸びる力を信じることが大事なのだなぁと実感した3年でもありました。
愛し子の巣立ちを祝福するかのように、境内の桜が満開になりました。
龍くん、卒園おめでとう!