冬の寺報が完成しました。
近日中に、皆さんのお手元に届きますので、どうぞご覧くださいませ。
実はプリントアウトするまでに、いろんなトラブルが起こりました。
ちょっとだけ寺報を諦めかけてたり…。
なんとかトラブルを解消して、印刷を始めましたがもうヘトヘト。
今も印刷を続けている住職には本当に頭が下がります。
今日のお昼は岡山土産にいただいた「ひるぜん焼そば」。
岡山県の蒜山(ひるぜん)という地域で食べられている焼きそばで、第6回B-1グランプリで優勝した品だそうです。
普通の焼きそばと何が違うのかというと…。
「味噌ベースの甘辛ダレ」と、本場では「親鳥のかしわ肉」を入れて作るとのこと。
…説明を読まずに作り、普通に豚肉を入れました。(汗)
トッピングに入っていたのは「粉山椒」。
合うのかなぁと疑問に思いながら振り掛けてみると、味が締まってビックリ。
とっても美味しくいただきました。
ひるぜん焼きそばのお昼ご飯で昼膳……うわぁぁぁ。
昨日はお経の会がありました。
ちょうどご挨拶に尋ねてこられた方もご一緒に「正信偈」のお勤めをしました。
今回の法話は若住職。
…あれれ、小さな助手がホワイトボードに夢中になっています。(笑)
珍しく夢の国の住人にならなかった龍くんはというと……。
皆さんにかまってもらえて、とってもご機嫌でした。
今年最後のお経の会でした。
ご参加くださった方々、一年間ありがとうございました。
来年は1月から始まります。
またご一緒にお勤めいたしましょう。
今年は都合が合わず忘年会ができませんでしたが、来年の連研参加者との合同新年会を楽しみにしています。
「飲みたいなぁ」と思われた方は、まずは1月のお経の会にお越しくださいませ。
お待ちしております!!
掲示板に貼ってある法語です。
この法語は、私の友人である雪山俊隆さんが7歳の時に書いた詞が原型にあります。
「アミダさま」
ぼくがぼくであることを
認めてくれてありがとう
そのままでいい
といわれて
このままではいけない
と思うようになった
「凡夫」という言葉があります。
「ただびと」という注釈がされますが、実際は否定されるマイナスな印象の濃い言葉です。
そして親鸞聖人は自らを「罪悪深重の凡夫」と表されました。
自分で自分をそう評することは、なかなかあることではありません。
この表明は、阿弥陀さまに照らされ映し出された自身の姿を指しているのだと思います。
照らされて表れ出た自分の闇。
その闇をも包み込む阿弥陀さまの慈悲。
あなたはあなたのままでいい。
そのままのあなたを包み込もう。
そう言われると、逆に我が身を省みる。
自らの内なる闇に気づき、凡夫の我が身に気づく。
このままでは本当はいけない自分に気づかされる。
その自覚は、「ただびと」からの立ち上がりを促します。
立ち上がろうとも、私たちは凡夫でなくなるわけではありません。
でも、凡夫でなくならなければ救われない、ということでないことも私たちは知らされています。
このままではいけない自分であるという痛みを伴いながら、その痛みをも包み込む阿弥陀さまの温かな眼差しを感じさせていただく法語です。