刊行順に紹介できていませんが(^_^;)
未来工房刊の著者自選豆本2冊組み『野ざらし百鬼行』『五月の鎧』。限定部数はそれぞれ180部。
同時刊行ではなく『五月の鎧』が2004年12月、『野ざらし百鬼行』は翌2005年3月刊。2冊を納めるガラス製のケースに入っています。

それぞれの表紙。タイトルは赤江瀑さんの自筆。

裏表紙は爬虫類(ニシキヘビ)の革。


署名のページと揮毫のページがあり、各冊90部ずつ2種類の揮毫があるんだそうです。
だんだんマニアックになってきましたね。
肉筆のタイトルと落款が押された表紙は和紙なので、ケースへの出し入れでこすれてしまいます。ケースのガラスという材質が適切だったのか、ちょっと疑問が残ります。奇をてらい過ぎた感がします。
綺麗に保存するのであれば、ケースよりは箱帙に納めるのが良かったように思います。